創立5周年記念演奏会(第1回みつなかホール演奏会)

(写真)第1部「思い出の唱歌・ホームソング」の一場面
2011(平成23)年10月16日(日)
開場 13:30 開演 14:00
川西市みつなかホール
第1部 思い出の唱歌・ホームソング
指揮 森本千賀子 ピアノ 藤本佳世子
 村祭り、紅葉、雨のロンド、My old kentucky home、草競馬
第2部 混声合唱組曲「心の四季」
指揮 森本千賀子 ピアノ 藤本佳世子
 風が、みずすまし、流れ、山が、愛そして風、雪の日に、真昼の星
第3部 音楽ア・ラ・カルト
・トーンチャイム演奏 指揮 森本千賀子
 小さな世界、となりのトトロ
・合唱 ヴェルデ・リーガ 指揮 森本千賀子 ピアノ 藤本佳世子
 右から2番目の星、ジッパ・ディー・ドゥ-・ダ-、すべての山に登れ
・テノール独唱:森本祐二 グラナダ
・乾杯の歌(歌劇椿姫より):森本祐二、森本千賀子
アンコール マイウェイ、懐かしき友よ

(写真)第1部・唱歌・ホームソングを歌うアルトのメンバー
 (プログラム・「ごあいさつ」より) 
 本日は、私たちヴェルデ・リーガ創立5周年記念演奏会にご来場いただき、誠にありがとうございます。Verde Liga(ヴェルデ・リーガ)はスペイン語で「緑の絆」。前身の川西市緑台中学校PTAコーラス(ふらうえんこ-る)に男性が加わり、平成18年秋、グリーンハイツを本拠地とする地域の混声合唱団として新しく生まれ変わりました。
 森本千賀子先生の指導のもと、皆様に愛される合唱団を目指して市内の発表会、地元の公民館や自治会館などでの演奏会を重ね、少しずつ団員も増えて参りました。
 今年3月、未曾有の震災に見舞われ、困難に立ち向かう方々が多数おられる中、団員それぞれが目標としておりました「みつなかホール」の舞台に立てることに感謝しております。今日は精一杯歌いますので、最後までお聞きいただけたら幸いです。結成以来皆様のご支援にお礼申し上げますとともに、今後ともどうかよろしくお願い致します。

第1部 思い出の唱歌・ホームソング
 源田俊一郎編曲の唱歌メドレー「ふるさとの四季」より秋の2曲「村祭り」と「紅葉」、雨を主題にした二つの唱歌をロンド形式で編曲され「雨のロンド」、そして「アメリカ音楽の父」と言われるフォスターが1850年代に作曲した代表的なアメリカ歌曲My old kentucky home、草競馬で構成しました。

(写真)第2部・混声合唱組曲「心の四季」を歌うヴェルデ・リーガ
第2部 髙田三郎の世界
 1967((昭和42)に発表され、「水のいのち」とともに多くの合唱団で愛唱されている。親交のあった吉野弘の詩集の中から7編を選び、組曲の題材とした。敬虔なクリスチャンでもあった髙田は、季節とともに移りゆく大自然の表情に人間の生と死を投影させた。組曲「心の四季」は全7曲から成り、自然と正面から向き合う吉野の詩情を汲み取り、高田の心優しさにあふれた美しいメロディーで包まれている。
 “風が桜の花びらを散らす・・・人は 見えない時間に吹かれている 光が葡萄の丸いほほをみがく・・・人は 見えない時間にみがかれている 雨が銀杏の金の葉を落とす・・・ 雪がすべてを真白に包む・・・私は 見えない時間に包まれている”。
 この日本の四季を謳った詩が組曲の主題として第1曲に置かれている。第2曲の「みずすまし」から第6曲の「雪の日に」まで、それぞれが生命の存在にまつわる心象風景を描いた詩で構成されている。終曲は、来るべき未来の光の中にすべての生命が生かされるようにと願う祈りの歌「真昼の星」。

(写真)第3部でディズニー作品などを歌う団員
第3部 音楽ア・ラ・カルト(その1)
・トーンチャイム演奏 指揮 森本千賀子
 小さな世界 ディズニー作品「It’s a small world」のテーマ曲
 となりのトトロ 宮崎駿作品「となりのトトロ」のテーマ曲
(昭和30年代前半の日本を舞台に、田舎に引っ越してきた姉妹と不思議な生き物トトロとの交流を描いたファンタジーアニメ)
・合唱 ヴェルデ・リーガ 指揮 森本千賀子 ピアノ 藤本佳世子
 右から2番目の星 ディズニー作品「ピーター・パン」より(トーンチャイムの演奏)
 ジッパ・ディー・ドゥ-・ダ- ディズニー作品「南部の歌」より
 すべての山に登れ(Climb ev’ry mountain) 映画「サウンド・オブ・ミュージック」の挿入歌。
(修道女見習いのマリアが、トラップ大佐の7人の子どもたちの家庭教師として音楽を教えながら生活をする様子を描いた映画。その中でマリアが一度修道院に戻った際、大佐の家庭へ帰るよう修道院長に励まされた時に歌った曲)

(写真)「乾杯の歌」の一場面
第3部 音楽ア・ラ・カルト(その2)
・テノール独唱:森本祐二 グラナダ
(メキシコの作曲家アウグスティン・ララが1932年に作詞・作曲。当時彼はスペインに行ったことがなく未だ見ぬスペイン南部アンダルシア地方のグラナダの地に思いを馳せた内容で、初夏の6月に行われるグラナダの祭りと闘牛など、土と花の匂いでむせ返る情景を思わせます)
・乾杯の歌(歌劇椿姫より):森本祐二、森本千賀子
(「椿姫」は、ジュゼッペ・ヴェルディが1853年に発表したオペラ。原題は『堕落した女』を意味するLa traviata(ラ・トラヴィアータ)。青年貴族アルフレード・ジェルモンに想いをよせる高級娼婦ヴィオレッタの悲しい純愛を描いた作品。その第1幕、ヴィオレッタの館で催された夜会の席でアルフレードが紹介されます。沈黙と緊張の中でアルフレードは情熱を込めて歌い、その後ヴィオレッタが加わってデュエットに。さらに全員が加わって華やかに歌い上げる曲が「乾杯の歌」)
<出演者>
ヴェルデ・リーガ
井上ゆき子 井角晴美 貫洞郁子 城戸富恵 阪田誠子 谷脇香織 田中佳子 藤堂伴子 水村比汀子 美濃出由子
青木美江 石橋知子 今中一枝 上田和子 加賀山享子 木村葉子 木村要子 三田邑子 新谷美穂
谷向郁代 堤 禮子 中山婦美子 藤田 資
井上信美 黒田 武 山本良彦 細川光男 
勝利康成 北枝 功 野村 匡 本城靖之 山縣一晃 小笠原弘 佐伯博史
トーンチャイム演奏の子どもたち
久保田真実 武氏孝太朗 柳沢 真 馬渕彩貴 宮本莉生 鎌田葵衣 小阪明日菜 馬渕果歩 山本志門 小阪一輝 柳沢理乃 谷 萌々