皆さん、こんにちは!3月になりましたが、雪が降ったり、強い風が吹いたり・・・と、なかなか「春うらら」になってくれません。まるで私たちの今までの活動を暗示しているようです。
私たちの活動は今年で丸4年になります。地味な活動しか出来なかったのですが、昨年、有志が集まりグループを立上げ、川西市民活動センターに登録し、本格的に動き出しました。阪急宝塚線能勢口駅前でチラシ配り、13の公民館にチラシ・案内状の留置、そして、市の広報版を利用させてもらい、グループの存在・宣伝活動を繰り広げています。しかし、残念ながら相談に来室してくれたのは数人しかありません。テーマの難しさは承知していますが、ここまで難しいとは思っていませんでした。
今まで訪問してくれた若者はひきこもり歴(?)、約20年です。話を聞くと、彼らが求めているのは「傾聴」であり、「パラサイト症候群(?)への理解」です。彼らに失礼な言い方をすると、「肉体の成長、時間・年齢の経過、環境の変化」に対する関心はなく、「今の自分」という「時間の停止状態願望」しかありません。
私たちは諦めず、今後とも彼らに寄り添って「傾聴、居場所、相談」などの支援を続けていきますが、それよりも「こころの病・悩み」をもった数多くの人に相談室に来て欲しいと願っています。このブログを読まれた方、お知り合いの方、ご両親など、是非来てください。その結果、お互いに「春うらら」を迎えることができれば・・・と願っています。