皆さん、こんにちは!今日は12月30日、あと2日で2018年(平成30年)になります。
おっちゃんが個人的に支援活動を始めて6年目、仲間と一緒に活動し始めて3年目になりますが、残念ながら目立った成果はありません。「支援の押し売り」をする気持ちは毛頭ありませんが、月日が「こころを病んでいる人」と無関係に過ぎていくことに「悔しさ」と「申し訳なさ」が募ります。
いじめやひきこもり、或いは「自殺願望?」などが原因(?)で色々な事件が起こっているのを耳にするとき、「何故なんだ!」「どうして、回りの人に相談しなかったんだ!」と、哀しい目に遭った人を責めたくなるときもあります。前にもお伝えしましたが、僕たちがやっている相談室には今まで、5人ほどしか居ませんが、それなりに「明るい顔」をして帰っていったり、何回も訪れてくれたりしています。彼らは脱出願望の軽度の人たちでしょう。
家から外に出て、相談室に足を運ぶこと自体が大変なことは分かっていますが、何かをしなければ、時間だけが無碍に過ぎていきます。本人は当然のこと、ご両親や回りの人も歳をとり、結局のところ、無意味、無作為の時間浪費・・・。所謂、2次災害、3次災害という「哀しい結末」を迎えることになるのです。
あと2日で新しい年を迎えます。ある軽度のひきこもりの人が、「新年を迎えて何がおめでとうなんだ!」と言いました。別に「おめでたく」はありませんが、しかし、自分の力で一歩前に進み出て、何がしかの新しい発見ができれば、それこそ、「おめでとう」ではないでしょうか。つまり、新年をそのような機会に結びつければ、なんとすばらしいことでしょう。
ブログを訪問してくれた人が累計で5,500人になりました。その内の何人かが相談室を訪れるか、メールや電話を寄こしてくれれば、本当に嬉しいのです。「一歩前へ!」「一歩でも出口の近くへ・・・」
皆さんが、晴れやかに初日の出を迎えられ、良い新年になることをお祈りして挨拶に代えさせていただきます。