皆さん、こんにちは!寒い日が続きますが、間もなく春の暖かさになるでしょう。
昨日、日帰りで京丹後市にあるコテージの雪かきに行ってきました。庭の積雪は2.5メータ。新潟や福井にも負けない(?)積雪量で大変疲れました。今でも節々が痛い。
さて、先日、2月3日に芥川賞受賞作家、平野啓一郎さんの「生きづらさを感じている人たちに・・・」という講演を聞いてきました。「人間は一面だけじゃない。会う人、対面する色々な状況に応じて変わるものだ。『分人』という考え方を摂り入れ、悩んでいるときの自分、楽しいと思っているときの自分、ある物事を真剣に考えているときの自分、というように自分と言う一人の人間をケースバイケースに分けて考えると、「生きづらさ」を感じている自分も立ち直れるのではないか、と言うのです。おっちゃんもこの考え方に賛成です。おっちゃんの考え方を書きます。少し理屈ぽいですが、聞いてください。おっちゃんは「夢」という言葉は余り好きではありません。ご存知のようにこの言葉に人偏をつけたら「むなしい」という言葉・意味に変わります。夢を見た人は誰でもご存知のように、夢は「一人称の世界、自己中心の世界、主観的な世界」ですよね?しかし、実際に生きている現実の世界は「二人称・三人称の世界、社会中心(衣食住を含む)の世界、客観的な世界」です。だから、多くの人は「疲れるし、生きづらさを感じる」のです。つまり、「生きる=客観的な世界で生きる」ですが、「そんなことは分かっている。それが難しいから生きづらい」と反論されるでしょう。おっちゃんの長年の相談室経験でいうと、「生きづらさ」を感じている人は「自己中心、プライドが高い、社会と接したくない・・・」と、全く「夢の世界」に生きているように感じる人が多かった。間違っているとは思いませんが、たまには「分人」を参考に「別の角度から自分を見つめる」ことをされたら如何でしょう。子供たちが夢を語るときに「僕・私は大きくなったらオリンピック選手になりたい。だから、強くなれるよう今から一生懸命頑張りたいです・・・」というすがすがしさを味わってみたら如何でしょうか。このような「客観的な世界を見つめた夢の実現」はトライしてみる価値はあると思うのですが・・・。では、また。
間もなく春ですよ!冬眠の中で夢ばかりを見ていてはダメですよ!