平成24年12月から活動を休止していました「門番さくら組」が平成25年3月20日(祝)から出陣を開始しました。
2日目の3月24日(日)は絶好の観光日和に恵まれ、朝早くから国内外からの観光客だけでなく、弁当持参の花見客まで終日にわたり予想以上の人々で賑わいました。
「門番さくら組」は相変わらず人気があり、記念写真に応じています。
日曜日の午後は、姫路城で活躍しているボランティア団体の「播磨甲冑倶楽部」の皆さんも出陣され、一緒に写真に納まりました。
門番の務めは、怪しい者を姫路城に入城させないことです。
当日は、「播磨甲冑倶楽部」の武士のなかに怪しい弁慶が紛れ込んでいました。
門番は弁慶が入城するのを阻止し、双方が丁々発止のパフォーマンスを演じています。
もちろん、観光客からは喝采の拍手です。
大きな疑問があります。
甲冑姿の門番と武士は江戸時代の姫路城を想定していますが、弁慶は鎌倉時代の人物ですので、余りにも不思議な取り合わせだと思いませんか?
これが自由度の高いボランティア活動です。
観光客の皆さんが喜んでくれて、活動している拙者たちが楽しめればそれで良いのです。
去る3月16日から姫路城の内堀を和船が運航しており、観光客には大変好評のようです。
たまたま甲冑隊の皆さんが桜門橋の上を歩いて入城していたところ、和船が桜門橋の下を通過しました。橋の上から甲冑隊の皆さんが和船の乗客に話しかけているのも、めったに見ることができない楽しい場面です。