先日行った誕生日会の二次会の様子はお伝えいたしましたが、一次会については触れませんでした。
一次会は一言でロベルト、いや述べると…楽しい修羅場でした。
その宴は深夜一時位からとある居酒屋で始まりました。そこは赤ちり亭という所で、飲み放題のセットもあり、料理も上手く、なにより店員さんが明るく、ノリも良く、セットにも関わらず料理を大盛りにしてくれ、皆楽しい時間を過ごせました。
ただ我々がこの店を選んだのは別の大きな理由があり、それはこの店の名物のハバネロチキンレベル5を食べるためです。
私ともう一人の同僚が食べたことがないので、一度食べてみたいと言った時から、誕生日会をこの店で行うことが決定しました。
前にそのチキンを食べた中国人の客がブチギレて厨房に怒鳴り込んだという話を聞いていましたが、正直私は辛いものには強いので、チキンハートじゃあるまいし、それ程大したことはないんじゃないか、と考えていましたが、レベル5をなめていました。
昔スペインの高校時代に仲良くしていた南米人が、「これかれーから食ってみろよ」とむしゃむしゃ食っていた何かの実をくれ、食ってみるとそこそこ辛く、「かれーな、何なんじゃこれは」と言った、あの時の実が確かハバネロだったかと思うのですが、その店で見たハバネロは見た目はイメージにあった実ではなく粉でした。
それを口にいれた瞬間は大量の粉が口の中に広がり、その後にジューシーなチキンが出てきます。当初の辛さは大したことはありませんが、時間差攻撃で徐々に辛くなっていき、最終的には唇が腫れあがり、鼻に刺激が来ました。
他の人はそれを食べると皆氷を口にふくみ、悶絶気味でしたが、私は辛いことは辛いが意外と平気でビールとトマトジュースを混ぜたものを飲んで辛さをしのぎました。私の最初は氷が欲しかったのですが、皆が我先にと取っていくのでミーのような内向的な者は氷を奪取することが出来なかったざんすが、後から考えると私が一番回復が早かったので、むしろ氷を使わない方が良かったのかもしれません。
その内少し辛さが収まってくると場を盛り上げるため、皿に残ったハバネロの粉をベロンと舐めたところ、皆ドン引きになり、店員さんにも「こんな人見たことねぇ」と言わしめました。
こうして私が辛さに強いということを証明出来たのは良かったのですが、いちびってハバネロの粉を舐めたおかげで胃腸に若干痛みが走りました。皆さんも辛いものを食べる時には十分に気をつけましょう。
辛い者選手権の暫定王者(具体的になんなのかは不明)である私に勝負を挑みたい辛い物が得意な人はいつでもどうぞ。まあ私の場合は辛い物に強いというよりはやせ我慢が得意ということかもしれませんが。