1988年8月、丹波の自然や文化を大切にしながら、これらを生かした「丹波の森」づくりを進めていく、4つの項目からなる「丹波の森宣言」が行われました。
●自然破壊を行わず、森を大切に守り育てます。
●自然景観を大切にし、花と緑の美しい地域づくりを進めます。
●文化景観と歴史的遺産を大切にし、個性豊かな文化を育てます。
●素朴さと人情を大切にし、安らぎと活力に満ちた地域をつくります。

丹波の森構想」は、丹波の森宣言を実現する指針として、1989年3月に策定されました。丹波地域を「丹波の森」と位置づけ、豊かな緑や伝統文化など、地域の特性や資源を生かしながら、人・自然・文化の調和した地域づくりを、住民・事業者・行政の協働によって推進しようとするものです。

丹波地域は、地域づくりが盛んなところ言われます。
この20年間、丹波の森構想の実現に向けて、住民・事業者・行政による様々な協働が行われてきた成果だと考えられます。