11月19日、兵庫県企画県民部政策室が設置した「地域空間活用検討チーム」の専門家5名、県の職員4名が、「ふるさと自立計画推進事業」に採択された青垣町遠阪地区の調査と意見交換に来られました。地元側からは、「遠阪むらづくりを考える会」の生田さん、清水さん、丹波の森研究所から山本が応対しました。
遠阪の最奧にある今出川親水公園から林道を上って行きます。
11月14日に、遠阪地区の住民とアサヒビールの社員約30名によって、遊歩道づくりなどの活動が行われた「遠阪アサヒの森」で説明を聞きました。今後5年間、遊歩道づくりや交流イベントなどを通じて、地域とアサヒビールが交流していきます。生田さんは、「ここで得られる経験を様々な形で地域の元気づくりに行かしていきたい」
と話していました
11月3日に[「はだか祭り」が行われた熊野神社を訪れました。境内は、昔も今も子どもの遊び場であること、遠阪地区の住民にとって、熊野神社やはだか祭りがいかに大切であるかという説明がされました。
熊野神社に江戸時代に奉納された、幾何学を解説した「数理の額」です。特別に見せていただきました。遠阪には、このほかにも、それぞれの家に古いものがたくさん残っているようです。
かつて大庄屋を務めた生田家にお邪魔をして、意見交換をしました。「はだか祭りを地域の人々がもっと楽しめるまつりにしては」「数理の額に書かれた内容を解説する公開講座を開催してはどうか」「それぞれの家にあるお宝を持ち寄って、鑑定会のようなものをしてはどうか」など、いろいろな意見が出されました。これらをふるさと自立計画に活かしていきたいと思っています。