地域環境学ネットワークのシンポに参加しました!

丹波では、「環境」と「地域づくり」にからむ問題が多数あります(例:恐竜化石を活かしたまちづくり、遊休農地や空き民家の活用、森林・林業の再生など)。これらの問題解決にヒントを得ようと、2月5日、地域環境学ネットワーク(※)が主催する公開シンポジウム「自然再生をつうじた地域再生−経済と文化の視点から−」に参加しました。
※地域社会が直面するさまざまな環境問題に取り組むステークホルダー(利害関係者)と科学者が、お互いに学びあい育てあう全国的なネットワーク

<報 告>
「コウノトリと共に生きる豊岡の取り組み」(豊岡市コウノトリ共生部坂本氏)
「コウノトリという地域資源」(兵庫県立コウノトリの郷公園 菊地直樹)
「シマフクロウが見た虹別の森・川・海・人」(虹別コロカムイの会 大橋勝彦)
「土佐からはじまる複業型森業のすすめ」(NPO法人土佐の森・救援隊 中嶋健造)
「人と地域を結ぶ媒介としての商品流通」 (鳥取大学地域学部 家中茂)
<パネルディスカッション>
坂本氏、菊地直樹、大橋勝彦、中嶋健造、家中茂、佐藤哲 コーディネーター:清水万由子

豊岡市のコウノトリの郷づくりのほかに、シマフクロウの生息環境保全のための植樹活動が流域の文化運動やまちづくりに発展した虹別の例、自伐林家的森業が山村・林業の再生を進めている土佐の例など、丹波の地域づくりに活かせるヒントをいっぱいもらいました。