川西市公開事業レビューの第1日目を傍聴

7月31日と8月1日の2日にわたって行われる公開事業レビューの第1日目を傍聴した。

会場は、川西市役所7階大会議室を仕切って2グループと2階会議室で1グループで検討が行われ、私は青少年支援事業と車両管理事業を傍聴した。

傍聴者に資料が配布されて、検討の内容についてはある程度わかった。
しかし、用語などは市民にはわかりにくいように感じた。

評価者の構成は?
コーディネーター1人と学識経験者の評価者が3名、市民公募評価者が2名が1組になり、3グループで2日で30事業の検討が行われる。
検討の流れ
まず、職員から事業の説明があり、その後評価者から質問を受け、評価者による検討の後、評価者からそれぞれコメントがあった。

青少年支援事業
昭和32年に始まった青少年問題協議会と昭和57年に始まった青少年育成市民補助金制度など、いくつもの制度があり、同じような補助金が地域に渡されて、活動が行われている。

委員からは、
・統合して地域で自由に使えるようにしてはどうか。
・地域からの新しい提案でプレゼンテーションなどをした上で、助成したらどうか
・時代にあった事業どうか再検討すべきなどの意見があった。

車両管理事業
管財課が一元管理する公用車44台(普通車、小型車、軽4、マイクロバス等)について検討。
集中管理し、特別職の車も昔は高級車を使っていたが今はランクを下げて運転手も、特定の運転手でなく、空き時間は、植木の管理などをしているとの職員の説明。

委員からは
・今は、黒塗りの車で乗り付けるのはかえって市民に抵抗があるのではないか。
タクシーを使ったほうが、市民に市長自らが経費削減に努力していることが見えて効果的なのでは?
・もっと下のランクのハイブリットカーを使うべき
・運転手の報酬、年間走行距離等から、特別車4台について、削減すべきという意見が多かった。

傍聴しての感想
市の事業はどうしても、ずっと同じ事を繰り返して検討する機会が少なく、マンネリになっている事業が多く、見直すためにはとても良い機会だと思った。

ただ、傍聴するのに興味があるテーマが同時に行われており、どれを傍聴しようか迷った。
テーマによっては、時間が短い場合があるように感じた。

傍聴者が案外少なく、市民がもっと関心を持ってほしいと思った。

私たちが納めている税金が有効に使われているか?時代にあった事業をしているか?などが身近に感じられた。

今日もありますので、ぜひ、多くの方が傍聴してみませんか!

川西市のホームページに資料も出ています。

8月6日まで意見を募集しています。ぜひ、あなたの意見を届けてくださいね! 
(報告 向井)