「男女共同参画条例について知ろう」に参加しました

2月27日、市民企画講座「男女共同参画条例について知ろう」に参加しました。
1、条例制定状況、2、条例制定の効果、3、条例の内容、4、条例でどんなことができるのかについての講義を受けました。
講師の尼崎市女性センター所長森屋裕子さんは、「川西にまだ条例がなかったのには驚いた」とおっしゃり、「1995年の第4回世界女性会議のころは条例制定の機運が盛り上がっていたが、今この時期に条例の話は久々」とのことです。川西市って遅れてますね。昨年9月の常任委員会の審議で「時期尚早だ」という意見を述べた議員のことを思わず思いだしました。余談ですが、先日「川西市男女共同参画審議委員会」の傍聴時、議会採択で反対した議員に「条例に反対でしたよね」と向けると「反対ではないですよ。条例がすべてではない というだけです」とのたまいました。開いた口がふさがりませんでした。
比較的新しくできた「長岡市共同参画社会基本条例」を例に上げながら具体的な内容を学びました。
請願提出後の議会でも賛成15、反対10と僅差で採択されたいきさつからして、今後も保守派の議員からの横やりが入るという危惧があります。私たちの思いが届く条例にするためには、どのような方法があるのか、講師の先生にお尋ねしました。諮問機関の「川西市男女共同参画審議委員会」の答申が出た段階で、意見書を提出する、または市長(今年は市長選があるので)に対して公開質問状を出す などの方法があるとのことです。パブコメの段階では遅いとのことです。意見書作りにとりかからなくては!
(文責 高上馬悦代)