小佐(養父市)の御田植え祭りその2です。
赤米を植える田んぼは石垣でもって段々になっています。ん?石垣に白い泡〃が・・・(%ひよこ%)
モリアオガエルの卵ですか?
石垣はこんな感じです。
田植えが終わると下の段の畑で作業。ぬかるんでいるのでこけないようにねー。
お昼前には全ての作業が終わり、公民館へ移動してお昼ごはん。(%ニコ男%)
いつもだったら、近くの空き地で青空のもとやるそうですが、この天気(%雨%)(%くもり%)じゃ仕方ないですね。数張りのテントと車庫にて、おいしいお昼ごはんをいただきます。
いやー、豊富なメニューに驚きました。おにぎり、お餅をはじめ、猪鍋、豚汁、焼きそば、鶏から揚げ、焼き鳥、焼き魚、フライドポテト、ぜんざい・・・(%ショック男%)(%ショック女%)(%ニコ女%)(%ニコ男%)
さて、なぜ赤米?
赤米っていうのは読んで字のごとく赤い色をしたお米です。いわゆる古代米ですね。(%ニコ男%)
で、なぜ奈良の平城京が出てくるの?
さかのぼること40数年前、昭和38年に平城京から木簡が出土しまして、それに「但馬國養父郡老佐郷赤米五斗 村長語部広磨 天平勝宝七歳五月」って書かれていたんです。(%ショック男%)(%ショック女%)
天平勝宝七年というのは西暦755年です。「なんときれいな平城京」で710年、「鳴くよウグイス平安京」で794年・・・。ちょうど平城京のまんなか辺りですね。
ま、そんな話はおいときまして、赤米5斗を奈良の都に献上していた故事にちなんで、昭和63年から小佐で赤米づくりが始まり、できあがった米は奈良に贈呈するようになったそうです。(%ニコ女%)(%音符1%)(%ニコ男%)
そうそう、今年2010年は平城京選都1300年。赤米の献上も20年の節目となり、先日、「赤米献上行列」を養父市内で再現したそうです。新聞にも載ってましたね。
写真は、赤米で作ったおにぎりとお餅。もっちゃりしてたいそうおいしゅうございました。
くろ