H21にふるさと自立計画の取組を行った朝来市和田山の大蔵地区。(%笑う男%)(%笑う女%)
めざせ!!あたたかい心のふれあうユニバーサル社会、として『大蔵じろはったん村のむらづくり計画』が策定されました。そんな大蔵地区からのお話・・・。
先週は、余部鉄橋ラストランということで世間は大賑わいでしたが、橋は橋でも流れ橋、「高田の一本橋」とお別れ・・・・というものです。(%ショボ男%)(%ショボ女%)
そもそも「流れ橋」とは・・・。昔は今みたいに土木技術が発達しておらず、大雨で水かさが増した際の強い水の流れや漂木などをせき止めてしまったことにより橋そのものが破壊されることも多く、それではと、あえて橋の上部部分が分解されるような構造にして橋桁を守り、水の勢いがおさまるのを待って、後日、比較的簡単に復旧工事ができるというものです。(比較的簡単に・・・といっても大変ではあるのですが・・・)(%ニヤ男%)(%ニヤ女%)
ここ、大蔵の高田集落にある「高田の一本橋」は、200年にわたって地域の方の生活を支えてきた貴重な流れ橋です。映画のロケに使われるなど、絵になる風景だったようですね。11基の橋脚の上に、12枚の橋板(1枚8m)が渡され、流れて無くなってしまわないよう橋板はワイヤーで繋がれていました。ワイヤーで繋ぐまでは、大雨が降る度に下流の遠くまで大八車で取りに行っていたようです。(%笑う男%)(%笑う女%)
ところが、昨年の台風では橋脚8基が流失、残った3基も損傷、橋板は5本がなくなってしまったそうです。(%ショボ男%)(%涙%)(%ショボ女%)
再建か閉鎖か・・・・。誰もが再建を望んでいましたが、橋脚の多くが流れ、残った橋脚も傷んでいます、おいそれと手を出せるものではなかったようです・・・・。残念。
(%ショボ男%)(%ショボ女%)
7月17日(土)、「感謝祭」が開かれ、最後の別れをしました。式典後は、腰まで円山川につかり、橋の復旧工事の実演が行われました。最初に、「比較的簡単に復旧・・・」と書きましたが、イチから造るのに比べたら、経済的にも労力的にマシではあるものの、それは村をあげての重労働だったようです。
区長さんがあいさつされました「みんなの命をつないだ橋。協力しあう心、みんなを愛する心を受け継いでがんばっていきたい」のことばにあるようにむらづくり、まちづくりを進めていきましょう。
くろ