夏でも涼しいデス 明延探検坑道を見学されませんか(養父市)

それぞれの“ふるさと”にそれぞれの“一番”がある。全国各地の“旬な話題”を生中継でお届けする「生中継 ふるさと1番!」(NHKHPより)、7/21(水)は養父市大屋町の明延からの放送でした。
日本の近代化を支えた明延鉱山の探検坑道と、復活を目指す一円電車の紹介でした。
なんせ生中継ですから、ピーもブーも入りません。時間配分に失敗すればとんでもないところで中継か終了する可能性も・・・・。(%痛い男%)(%痛い女%)
いやー、無事に放送が終わり何よりです。(%笑う男%)(%ハート%)(%笑う女%)(%音符1%)

こちらは、放送を終えてほっとする明延のみなさんと今城アナウンサー、タレントの奥山佳恵さん、一円電車「くろがね号」の前での集合写真です。

さて、番組で紹介のありました明延鉱山。日本の近代化を、ヤマの男達が支えていました。その息づかいが聞こえてきそうな探検坑道は、どなたでも見学することができます。(足元がよくないので残念ながら車いすの方は奥まで進むのは難しいです・・・)

円高や金属価格の下落等のため昭和62年3月、まだまだ採掘可能な鉱脈を地底奥深くに残したまま閉山しました。そのときの坑道の総延長は550キロメートルもあったそうです。
(%ショック男%)(%ショック女%)
そのうち入り口部分の650メートルが探検坑道として生まれ変わってます。

といっても、余計な装飾は一切されていません。
当時の様子をそのままに伝えています。地下深くで使ってた採掘用の機械をいったんばらして持ってあがってきて、それを組み立てて展示したりはしていますが・・・。
軌道もそのままです。非常に幅の狭い軌道ですね。何という規格なのか私は知りませんが、鉄ちゃんにはたまらないでしょうね。(%ニヤ男%)(%ニヤ女%)(%とんかち%)

写真は軌道が2方向に分かれている場所です。暗くて写真がピンぼけになっていますが、なにか吸い寄せられるような場所でした。なかなかこういう体験できませんよ。

こちらは、番組の中でも紹介されていた「2T蓄電池式機関車」です。こいつで、鉱石が詰まった台車を牽引します。
そうそう、坑内は火気厳禁。有害ガスを発生するガソリンエンジンも使えません。動力は圧縮空気と蓄電池です。

こちらの機関車の他にも、発破で出てきた鉱石をかき寄せる「スクレーパー」や「ボーリング機」「ドリル」「ブルドーザーみたいなヤツ」....などがさりげに置いてあります。そうした機械の使い方なんかもガイドさんが説明してくれますよ。

坑道は年中ほぼ一定の気温、湿度を保ってます。この日(H21.6.11 16:30 晴れ)は気温13度、湿度77%でした。

さて、魅力一杯の探検坑道、見学には事前の連絡が必要です。

問い合わせ先:養父市立あけのべ自然学校
 兵庫県養父市大屋町明延1184
 TEL:FAX 0790668-0258

料金は小・中学生 210円、高校生以上630円
(上記の他に案内料が必要なようです)

詳しくは施設にお問い合わせいただくか、自然学校HPをご覧ください。

くろ