第24回 糸井地区文化祭 (糸井地域・朝来市)

自立計画の策定に向けて、地域の会合を重ねている朝来市の糸井地域。
10月30日(土)、31日(日)の両日は、今年で24回目を迎える地域の一大イベント「糸井地区文化祭」が催されました。
この日は初日ですが、季節外れの大型台風が日本に襲来。でも、風雨の影響はほとんどなく、糸井地域の気合いが勝ったという感じです。
会場前の「糸井特産 ヤーコンうどん」のノボリも、あまり風に揺れていませんね。

会場内には地域のみなさんの力作が多数出展され、大勢の人が見学に訪れていました。ふるさと自立計画で実施した「住民アンケート調査」の結果もお披露目いただいてました(写真の左あたり)。
おおっ、「回収率79%」というのは、地域住民の方の意識の高さが伺えるじゃないですか。

この日、唯一残念だったのは、糸井小学校の金管バンド演奏が、安全を考慮して中止。
そうなると、メイン・イベントは午前11時からの「餅まき」。櫓(やぐら)の上から紅白の餅がまかれて、それをみんなで奪い合うやつです。
1〜5の番号のついた餅をキャッチした人はラッキー。餅を景品と交換できます。
その景品が会場内に展示されてました。奥に見える栄養ドリンクから順に1〜5等です。
個人的には、1等よりも5等の但馬空港のキャラクター「たじまる」のデザインされた「スクエア・バッグ」なるものの方が気に入りましたので、私も参加して「5等ねらいかな」なんて、密かに思ってたんですが、会長さんから意外な一言が・・・。

「餅、まきませんか?」
「はいっ?」
「あちらに法被も用意してます。」
「ええっ!取る方じゃなくて“まき手”のほうですか?わかりました。やらせていただきます。」

というわけで、餅まき初体験です。なんと2000個以上の餅が用意されてました。
「ちびちびまいてたら、いつまでたっても餅はなくなりませんよっ−」と副会長さん。
「よーし、ほな、これでどうじゃ〜」と両手に10個ぐらい握りしめてバァーッと放り投げました。
すると、受け取る人は1個しかキャッチできませんから(当然ですね)、キャッチできない餅は脳天にヒットです。たぶん痛かったと思います。
深ーく、お詫び申し上げます。m(_ _)m。

糸井地域が特産品として開発販売に取り組むヤーコンうどん(※)もいただきました。
肌寒い日でしたので、美味い・温もる・大満足。
糸井の皆さん、すてきな経験をさせていただき、ありがとうございました。

まろ

(※ヤーコン:南米アンデス山脈地方原産のキク科の植物。ヤーコンの芋にはフラクトオリゴ糖とクロロゲン酸(ポリフェノールの一種)が大量に含まれており、これらの成分が糖尿病などの生活習慣病に有効だと言われている。)