当ブログは、兵庫県の「ふるさと自立計画推進モデル事業」という長ったらしい名称の取組の紹介しています。姉妹ブログの「小規模集落元気作戦」もそうなんですが、多自然地域と呼んでいる、まあ田舎ですね、自然はいっぱいだけど人は減ってきて困っているという地域をターゲットとしています。(%ニコ男%)(%ニコ女%)
今日は、田舎ではなく「まち」のお話しです。(%笑う男%)(%笑う女%)
12/3(金)、元町のとある会議室で行われた「まちのにぎわいづくり専門員会」に出席しました。委員ではありませんので、県の関係課として、後のほうにちょこんと座らせていただき、委員さんが協議される話を聞いてきました。
H7の阪神・淡路大地震では、県下に大きな被害がありました。その影響で被災地の人口は大きく減少。県全体ではH11、被災地全体としてはH13に震災前の水準に回復しましたが、地域によっては大きくばらつきがあり、思うように回復していないエリアもあいます。(%痛い男%)(%痛い女%)(%痛い女%)
人口減にともない、地域の元気がどんどん無くなってきています。(%ショボ男%)(%ショボ女%)
地域のにぎわいを取り戻そうと、復興フォローアップ委員会の提言をふまえ、県はH18に「まちのにぎわいづくり一括助成事業」を創設しました。地域住民の自発的で主体的な町のにぎわいづくりへの意欲を最大限に生かし、地域の特性に応じた多彩な取組を包括的に支援しよう、というものです。(%ニコ男%)(%ニコ女%)
今年度に大幅な制度見直しを行い、H24年度まで新規提案事業を募集します。
そうそう、JR新長田駅前にできた鉄人28号モニュメントも、本事業の採択をうけ、事業費の一部をまかなって実施したものです。大阪市立大学の試算では、半年間で142億円もの経済効果があったとする結果が!(%ショック男%)(%ショック女%)
本日は、この一括助成事業を含めた復興フォローアッププロジェクトの中間報告について話し合われました。委員は、商工会議所、大学、地域活性化協議会、地域産業を活性化させる民間企業、観光カリスマ、市民団体さん等多彩なメンバーです。(%ニコ男%)(%ニコ女%)(%ニコ男%)
まちだから・・・いなかだから・・・という要因もあるでしょうが、共通する課題、特性、取組方策もあるようですね。勉強になる1日でした。
さて上の2枚目の写真説明を・・・。会議で参考資料として配布されたマップやパンフレット。中央のは、「神戸元町まちなみコンテスト受賞店舗発表」のパンフです。
昨年12月に○高級感ある神戸元町商店街にふさわしい店舗○ハイカラな神戸元町商店街にふさわしい店舗○エレガントな神戸元町商店街にふさわしい店舗を基準とし、一般投票を実施。年明けに審査を行い、1500を越える投票から10店舗を選びました。(%ニコ男%) (%音符1%) (%ニコ女%) (%音符1%)
(%王冠%)(%王冠%)(%王冠%)栄えある「みなと元町タウン協議会会長賞」は『パティスリー サ・ソ・ボン元町店』。大きな門があって、建物は大胆にセットバックしてる店舗です。旬のフルーツや地元のこだわり素材を使用した、おいしいスイーツがおすすめの洋菓子店。
(%王冠%)(%王冠%)「元町商店街連合会会長賞」は『田村家具・田村建築設計事務所』。ちょっとレトロな感じが良いですね。1947年に創業、今も欧風神戸家具のオーダーを承っている数少ない家具店です。匠の職人が、1点1点丁寧に造る家具は、2代、3代と末永く使える自信作です。 「審査員特別賞」には、『パティスリー グレゴリー・コレ』、『にしむら珈琲元町店』の2店。
(%王冠%)「優秀ファサード賞」に『ファミリア神戸元町本店』『本高砂屋元町本店』『海員制服アリマ』『伊藤グリル』『奈良山』『はた珈琲店』です。
どうです?知ったお店出てきました?
これらの店に注意しながら商店街を歩いてみるのも良いなあ。
3枚目の写真は中華街の入り口です。ルミナリエ期間も始まっており、活気がありました。
まちのにぎわいに触れ、貴重な議論を聞かせていただきながら、まちのにぎわい&むらの活性化について考えた1日でした。
くろ