ふるさと自立計画の策定に取り組む朝来市生野町の栃原区。自分達の住む地域の将来は自分達で作っていこう、と将来計画を皆で話し合っています。その会合が12/6(日)に開かれたのですが、今回は2部構成。
午前中は、「栃原図書お楽しみ会 地域のお宝話を聞こう」です。(%音符2%)
歴史があった栃原小学校もH17.3に閉校。小学校から子どもの声が聞こえなくなり地域全体がどこか暗くなってしまったような・・・・。幸い建築年度の新しい別棟であったため取り壊されずに済んでいる図書室を活用できないかと有志が図書サークルを立ち上げました。
「図書室には古くからの図書が充実しているし、自分自身や子どもが通った、愛着ある小学校の施設。大切にしたいな。」「12月にはクリスマス会代わりに「お楽しみ会」をやろうよ」と、今年で4回目です。
(%笑う女%)(%ニコ女%)(%王冠%)(%ニコ女%)(%笑う女%)
読み聞かせは「笠地蔵」です(写真1枚目)。参加した大人達、おじいちゃんおばあちゃんの世代も多く、好評でした。(%ニコ男%)(%ニコ女%)
くろ家でも子ども達が寝る前にだいたい読んでいました。「いないいないばあ」から始まり、名作と呼ばれる古典的なものや、少し大きくなると「はたらくくるま」とか「でんしゃ」の本とかをせがまれていました。そうそう、奥さんの実家から持って帰ってきた「ちょっといれて」と言う絵本は2代で活躍したことになるんですね。(%ひよこ%)(%ペンギン%)
夏の暑い盛りに、おばあちゃんが1本の木の下で一休み。そこにへびさんやうさぎさん達が次々やって来て、「ちょっといれて」と木陰に入り、すし詰め状態。体の大きなぞうさんもやって来て、最後には・・・・・。というわかりやすいストーリーで、くろ家のおこちゃまの大のお気に入りで、ホント、本がボロボロになるまで繰り返し読みましたね。なつかしい。(%ニヤ男%)(%ニヤ女%)今回の読み聞かせで、子ども達が聞き入っている様子をみて思い出しました。
2枚目の写真は影絵ですね。もう子ども達は夢中になってますよ。(%ニコ男%)(%星%)(%ニコ女%)
影絵っていうのは私は始めて見たんですが、なかなかいいですね。今回の出し物は、くるみわり人形でした。
絵本読み聞かせと影絵は、グループみみうさぎのみなさんでした。ありがとうございます。
第4回目の「お楽しみ会」は読み聞かせ、影絵だけでは終わりませんでした。「ふるさと栃原 おたから話」として、地域の先輩方から伝えたいお宝話を話していただき、皆で聞きます。ちょっとした冊子も配られますが、生の声に気持ちを集中させます。(%ニコ男%)(%CD%)(%ニコ女%)
詳しく紹介したいのですがそれも難しく、題名だけでも・・・。明治生まれの祖父と祖母の姿から、栃原八幡神社由緒記(抜粋)、栃原の屋台のこと、倉谷山一の滝不動尊〜雨を呼ぶ不動明王〜、栃原小学校木造校舎ができたころ、車と放送設備、町村合併・ほ場整備・トンネルのことなど栃原の歴史に1ページを!〜市町合併と小学校の統廃合〜、妙見さん です。
どれも、図書ボランティアの方が足を運び聞き取り取材されたものでした。この日はそのなかから4題、ご本人さんからのお話しを聞かせていただきました。
(%音符1%)
おたから話の発表が終わると、参加者のみなさんから質問や意見交換。おもいのほか盛り上がりました。「さっきのはなしやけどな、○○さんの家のむこうちゃうか・・・」「あの時の校長先生だった△△さんがな・・・」
予定時間をかなりオーバー。プログラムではこのあとティータイムだったのですが、待ちきれない子ども達は一足先におやつをいただきましょう。
さて、先ほどのおたから話冊子から図書ボランティアさんの後書きを・・・。
ふるさとを知ることは、ふるさとを愛し、ふるさとに誇りを持って生きることにつながります。
今日のふるさとを築いてこられた先輩の方々に、その努力や生き様をたくさん聞かせて欲しいと思い、今回の企画となりました。
まだまだたくさんのお話が眠っていることでしょう。どうぞ教えてください。
「ふるさと栃原 おたから話 その1」から「その2,3,・・・」と続けばと思いますので、いろいろな情報をお寄せください。取材に参ります。
平成22年12月5日 栃原図書ボランティア
あたたかくなった心で一旦会場を後にしました。(%左足%)
こちらの建物、木造校舎を取り払った関係で玄関が無くなってしまっていたのですが、この度立派な玄関が出来ました。(%ニコ男%)(%ニコ女%)
写真ではわかりにくいのですが、玄関のひさしの下辺りに四角いのが見えると思います。旧栃原小学校の校章っていうんでしょうか、当時の校舎に掲げられていたであろうマークです。新旧がうまくマッチしています。
さて、午後に行われた会合の様子は後編で。
くろ