ざっくばらんに地域のことを話しましょう (朝来市生野町栃原)

前回は、「絵本読み聞かせと影絵に子ども達は夢中」という題で紹介しました、ふるさと自立計画の策定に取り組む朝来市生野町の栃原区。自分達の住む地域の将来は自分達で作っていこう、と地域の将来をを皆で話し合っています。12/6(日)の集まりは、午前中は図書グループ主催の「お楽しみ会」、午後が話し合いでした。
今日は、後編として午後の部の様子を紹介しましょう。(%ニコ男%)(%晴れ%)(%ニコ女%)
写真は、当日の栃原。冷たく澄んだ空気に栃原の風景が映えています。

午後の部に向けて、まずは腹ごしらえ。(%ニヤ男%)(%ニヤ男%)
ただ、午前中のふるさと栃原お宝話が盛り上がりまして、少々時間をオーバーしています。近場で・・・・となると、栃原区内にある“レストラン&スモールイン カッセル”ですね。(%車%)
Kassel 兵庫県の中央に位置し、四季折々の表情を見せる生野高原。その生野高原の中腹にあり、ヨーロッパの香りが漂うスモールイン・カッセル!!シェフご自慢の料理と自然の風を感じにWelcome!!
とHPにあります。期待しつつ坂道を走ります。
うわー、ほんとうに避暑地、高原のなかのプチホテルっていう感じですね。(%ニコ男%)
ここは、ぐっとはりこんで「シェフおすすめのコースランチ」などをセレクト・・・・
したいのはやまやまですが・・・。(%ニヤ男%)(%音符1%)

すぐに食べられそうなハヤシライスに。
といってもただのハヤシライスではありません。いま、売り出し中、「生野鉱山の社宅で食べた懐かしい味、生野ハヤシライス」です。(%王冠%)
生野ハヤシライス部会さんのHPから紹介します。
〜昭和の高度成長期の頃、生野の町は鉱山で賑わい、全国各地から大勢の人がやってきまし た。昭和30年の町の人口は約1万人。町内の社宅に、鉱山に勤める人や家族が数多く暮らしていました。
都会から赴任した鉱山職員の社宅には、モダンな文化が届き、町の人はハイカラな香りを感じていました。ハヤシライスも、そのひとつ。都会育ちの奥さんが作った手づくりの洋食に、町の人は「こんなうまいもんがあるんか」とビックリしたそうです。
その社宅のハヤシライスを生野鉱山の味として復活しようと取り組んだのが、生野ハヤシライスです。みんなが頑張っていた昭和の激動のあの頃を思い出す、ほんのりとした懐かしい味。どうぞ、ご賞味ください。〜
この趣旨に賛同した10店舗が部会に加盟、それぞれのお店が自慢のハヤシライスを提供しています。
で、カッセルのハヤシライス、そのお味は・・・。うーむ、ちょっと贅沢な香りのするハヤシライスでした。ごちそうさまでした。(%笑う男%)(%晴れ%)(%笑う男%)

おなかがいっぱいになったところで、午後の部に突入。
図書ルームの真下、1Fのコミュニティルームにて実施。まずはアドバイザーの森岡さん(地域計画建築研究所)から、地域の魅力を紹介する映像集をまじえて、ちょっとした講義を。(映像集は、10/27のまちあるきほかの写真から作成されています)
みなさん熱心に見入ってます・・・。
(%笑う男%)(%ペンギン%)(%笑う女%)

講義の後は、かたくるしい話でなくホンネで栃原のことを話し合いましょ、ということでスタート。(%笑う男%)(%星%)(%笑う女%)
いっぱい意見がでました。
・地域内で独居老人の世帯も見かけるようになった。
・農業するのが生きがいの人もいる、そういうひとが怪我等で畑に行けなくなったら急に老け込む。
・獣害もそう。老人の生きがいを奪う。
・ミニディで1日100円の珈琲で楽しんでいる人もいれば、畑をいじっている方がいいという人もいる。我々の考えの押しつけはいけない。
・米の値段が安いから、農家はやる気を失ってしまう。 
・猿対策をなんとかしないと。
・大きなコトからやろうとすると難しい。ちいさくても、できることからスタート。
・お米のブランドが出来たらいいなあ。
・遊休農地がどれくらいあるか調べてみよう。 
・味噌の加工所はもっと活用すべし。
・今は4.8トンほど年間に作っている。全部捌き切れていないかなあ。
・地元での消費が減っている。みなの家庭でも購入して、助け合ったらいいのに。
・なぜ売れないのかなあ。 etc

うーむ、地域の皆さんで考えをそろえ、しっかりとした計画を作って、対応していくひつようがありますね。
ざっくばらんに、ワイワイと話が進んだ半日でした。

くろ