田んぼオーナーの1日(後編) 兵庫県豊岡市薬王寺より

前編からの続きです。
午前中は雨に打たれて体が冷えましたが(%痛い男%)、お昼を過ぎてようやくお日様が顔を覗かせてきましたよ。(%ニコ男%)
さて、昼からは、国道沿いにある「旬の里 のぼりお」で“さなぼり”があるというので行ってみました。(%車%)

さなぼりって?というひとのために。
広辞苑には、「さなぶり」(早苗饗)「さのぼり〔早上り〕の転。田植えを終えた祝い、とあります。村の年中行事ですね。
昔は、農作業が今みたいに機械化されていなく非常に重労働で、朝早くから日が暮れるまで行われていました。そうしたなかで、田植えが無事に終わったことを田の神様に感謝し、豊作を祈る行事として、いわば農家のお休みの日なんですね。 

旬の里 のぼりおでは、この日は屋台がでたり、餅をついたりしてちょっとしたお祭りが行われるそう。期待しながら、公民館から車で1〜2分。(%車%)
旬の里では、地元で採れた野菜や山菜などを販売しています。この日は、海産物も店頭にでてました。店番は、地元のお母様方。普段は地元の方の憩いの場にもなってます。
今日は、国道を抜けるドライバー、ライダーが屋台とかを見て、「なんだ、なんだ?」と寄ってこられます。店内もおおにぎわいですね。

くろは、先ほどお昼ご飯を食べたばかりですが、焼きたてのやきとり(おおぶりなのになんと100円)をかじり、かに汁(これも半身が入って100円)を買おうかどうか思案中。

そうこうするうちに餅つきが始まりました。最初の難しい工程は地元のおじさま方が。途中からはちびっこも参戦。ワイワイと楽しみながら進められます。そうそう、絶妙なアナウンスも雰囲気を盛り上げていましたね。

さて、つきたてのお餅。これがまたうまいんですよ。普通のお餅と、よもぎ入りのお餅と2回つかれましたが、どちらもいただきました。

ごちそうさまでした。

おなかがいっぱいになった後は、温泉ですね。
近くにはシルク温泉があるのですが、今日は資母地区の「たんたん温泉」にしましょう。
たんたん温泉は、資母地区のみなさんが出資してつくりあげた温泉です。施設は、木をふんだんに使用され、木の香りとぬくもりが感じられます。
露天風呂からの眺望も抜群です。川のせせらぎと共に心安らぐ異空間で、ゆたかな心になれます。時間がゆっくりと進むのが感じられます。

HPはこちら

湯につかってほこほこしたからだを、休憩室っていうんですか、交流室?でごろんと寝転がって休めます。

はー、しあわせ。時間がゆっくりと流れていきます。

田んぼオーナーの、まったりとした1日でした。(%ニヤ男%)

くろ