今日は宍粟市波賀町安賀から。
大災害を防ぐために願をかけて踊ったことが始まりといわれ、室町時代からつづくと言われている波賀八幡神社「ちゃんちゃこ踊り」。
5つの大字ごとに稚児が陣羽織、赤鉢巻、右手に五色の御幣、左手に唐うちわを持って一列に並び、もう一方には太鼓を色紙で舞いて腰に差して並び、互いに向い合い囃子につれて踊ります。(%笑う男%)(%音符1%)(%笑う女%)
この地域の1大イベントになっていまして、こうした伝統をしっかりと守り引き継いでいこう、地域の方も意気込んでいます(%とんかち%)
先週の土曜日、新田作畑の千が峰ふもとでふれあい協議会主催の野菜作り体験に参加して心地よい汗をかき、帰宅後のんびりとしていますと、1本の電話がかかってきました。(%ショック男%)
おや、H22選定モデル地域「安賀」の区長さんです。「やーひさしぶり、実は明日は八幡さんの開願祭なんや。そうそう、ちゃんちゃこや。よかったら見にきてや」とのこと。いやー、異動して担当でもなくなったのに声をかけて頂けるなんてうれしい話ですね。(%笑う男%)(%晴れ%)
とまあ、翌日の8/22(日)は6時前に神戸を出発、安賀の公民館へと向かったのでした。(%車%)ただ、第2神明から姫路バイパス、R29ときた辺りから(%雨%)とほほほ。
地域の方に聞きますと、「雨のちゃんちゃこは記憶にないなあ」とのことでした。ま、そのおかげで、昨年の酷暑のなかで汗をだらだらかきながら・・・ではなく、体力的には良かったのではないでしょうか。(%ニコ男%)(%ニコ女%)
8時から公民館で踊り始め、次に八幡神社に異動。踊りを奉納します。
練習のかいあってか、子ども達は元気に踊ってますよ。(%音符1%)(%笑う男%)(%音符2%)(%笑う女%)
さて、安賀では、昨年度にふるさと自立計画を策定すべく、A(農林商工)、B(文化・歴史・伝統)、C(福祉・安全)の3部会に分かれて話し合いを行ってきました。
今年度に入っても、活動が継続しているようです。歴史・伝統では、このちゃんちゃこ踊りの歌詞を考える機会を設けたり、教本を新しく作ったりしているようです。福祉・安全では、年に数度おこなっているふれあい喫茶の充実をねらって仕掛けを考えておられるようです。農林商工としては、いかに遊休地を作らないか&遊休地となっている農地を活用するか、として活動がかなり盛んなようです。
ちゃんちゃこの合間に地域内を案内してもらいました。写真は、とある方の納屋で育ててる野菜の苗です。(手前がキャベツ、奥が白菜かな・・・)種から発芽させて、一度植え替えて、日当たりのいいところに置いて白菜の苗がこんなに大きくなりました。(%ショック男%)
遊休地だったところを世話して、週末にこいつを移植するらしいです。(%ニコ男%)(%とんかち%)(%ニコ女%)
うれしいのは、こうした活動に関わってくれる有志の方が少しずつ増えているとのこと。
八幡神社のあとに満願寺に異動。ここでも踊った後、公民館に戻って最後の踊りです。
公民館の玄関には、3月に県公館で行われた「元気交流会」の写真や、神戸の保育園との交流を撮影した写真パネルが飾ってありました。
こうやって、地域の人の意識を高めていくことも大事ですね。
そうこうしているうちに公民館での踊りもおわりました。ちゃんちゃこが終わると夏休みもあと10日ありません。子ども達(とその親?)は宿題の追い込みに入っていきます。
さあ、今年も無事に開願祭(ちゃんちゃこ踊り)が終わりました。大きな厄災もなく無事に秋の収穫を迎えられますように・・・・。(%星%)
おまけ
道の駅みなみ波賀で買った「城(じょう)まんじゅう」です。なぜお城なのか・・・はこちらをどうぞ。
くろ