少し時間が経ってしまいましたが、2月18日、自立計画のとりまとめに向けて追い込みに入っている雲部地域の先進地視察に同行させていただきました。
行き先は、小規模集落元気作戦に取り組んできた淡路市長澤にある「ノマド村」です。
なんで「ノマド村」?
実は、雲部の大きな地域課題は、廃校になった旧雲部小学校(写真)の活用を考えること。
これまで5回に及ぶ話し合いを重ねてきましたが、旧雲部小学校を地域のために使える施設としてよみがえらせることが雲部の活性化のためにぜひ必要だと、たびたび話題になりました。
で、この日の視察となったわけです。
長澤の「ノマド村」は、廃校小学校活用の先輩です。
視察の対象となった旧生穂第二小学校は、雲部と同様、のどかな田園風景の中にあります。
猫が門番をしているぐらい、とてものどかです。
この小学校の一部を改修し、カフェを併設したアーティストの活動拠点が設けられています。
オープン以来、新聞や雑誌で取り上げられることも多く、阪神間などから、わざわざ明石海峡大橋を渡ってくる人も多く、多い日には100人ぐらいが訪れるそうです。
総勢30名ほどで訪れた雲部の人からは、ノマド村と地域の人や大学との関わり、施設の経営状況や、どうやって改修費を節約したかなど、かなり立ち入った問題についても次から次へと質問が飛んでいました。
とにかく、自分たちの次のアクションに有益な情報をつかんで帰ろうという熱心な姿が印象に残りました。
自立計画ができた後の実践が期待できそうです。
まろ