僕は13才から23才までひきこもって
いたのですが、ひきこもっている時、
昼夜逆転していた時期が
一年近くありました。
夕方頃に起きるのですが
何よりも怖いのです。
夕暮れの美しい陽の光なのですが
これから迎えなくてはならない
夜—深夜 独りきりの深夜が
何よりも怖いのです。
深夜には生活の音がありません。
近所の子どもたちの声
お隣さんの声 犬の声 鳥の声
一階に居る家族の生活の声
がまるでありません。
TVの音はいくら明るくても
人間の温度はありません。
長い深夜が終わり、まだ暗い早朝に
新聞配達のバイクの音が
聞こえてきて、ホッとします。
僕はそんな生活を過ごしていたことがあります。
それでは、続きはまた次回に。