自分に足りない部分を補ってもらう

◇◆数週間前になるでしょうか、NHKの番組で
「発達障がい」についてのドキュメンタリーが
ありました。

その番組では、数名の「発達障がい」の方が
出演されていて、自分の生きづらさや
こうしてもらえれば、仕事も生活もスムーズに
なるということを述べられていました。

とっても興味深く、視聴しました。
たとえば、しゃべるのは苦手なのだけれど
文章を書くのがとても上手いだとか
集中力がすごくて、ある事柄にたいしては
エキスパート級であると。

でも、その方は、自分はコミュニケーション力が
どうも…という説明をされるのですね。
だから、自分(特殊な能力を持つが、コミュニケーション力が
不足している人間)と、上手に話ができる人間が
タッグを組めば、かなりのことが出来ると思う。

と、おっしゃるのですね。僕もその通りだなあと
感じているし、思っています。僕はよくしゃべるし、
しゃべるのは好きなのですが、要点を押さえて
話すのはもしかしたら苦手なのかもしれません。

ですが、ユニークなこと、笑いをとったり、なんとなく
ここちのよい言葉を話す(しゃべる)ことはできます。
いわゆる、ビジネス会話が苦手なのですね。
アルバイトをしている、NPO法人でも、そうなのですね。
直接支援型ではなく、中間支援型なので、事務ベースで
そのようなビジネス会話は必要ですし、本当は
かなりのレベルのコミュニケーション力が
(ビジネス会話力)が求められる職種なのだと
思います。

NPOの事務局長さんもよくわかってくれていて、
僕をいわゆる営業分野ではつかいません。
コツコツ、じっくりと出来る分野での起用となります。
これから自分なりのコツコツじっくり仕事を見つけ
業務していきたいと思っています☆★

不登校・ひきこもり支援でも感じるのですが
いわゆる具体的なサポート—あなたはこういう制度を
受けるといいと思いますよとか、この支援機関に
繋げますね、とか、そういうサポートは、ひょっとしたら
僕には向いていないのかもしれません。

ですが、その方の気持ちの部分をケアする
やさしく寄り添うことは、僕に向いているのかも
しれませんね。僕には経験があります。
そしてしゃべり方、気遣いなど、僕にも
出来ることがあります。

だから、「自分に足りない部分を補ってもらう」
のですね。人は支え合って補い合って生きていくのだし
家族同士でも他人同士でも同じことが言える
と思うのですね。

いわゆる「発達障がい」と診断された方は
僕とはちがうのかもしれません。なので
僕のこの考え方が合っているとは
言えないのかもしれませんね。

ですが、「発達障がい」とそうじゃない境目
とは、どう・どこなのでしょう。と僕は常々
考えています。診断をする医師も、主観的な
ものは関係ないのだろうか…とか思って
しまうのですね。

だから考えてみたいのです。
「生きづらさ」があるのならば
どうすれば、少しでも「生きやすく」なるのか
これからも考えていきたいです◇◆