机上の空論で終わらないように

■前回の「コミュニティケア」の文章で
 次回は本人さんへのケアについて
 述べさせていただきたいです、と言いましたが
 それはまた別の回にさせてください。
 申し訳ありません…。

■実はある地域福祉を担当されている
 社協の職員さんが、「『子ども・若者支援地域協議会』
 に変わるものとして、『地域ミーティング』を考えて
 らっしゃるのならば、その場で机上の空論をしても
 仕方がないと思うんです」

■と、おっしゃられました。そのとおりですね。
 でも、ケース検討は難しいと思うのですね。
 (その職員さんは、ケース検討をしたほうが
 とはおっしゃってはいません。とってもやさしく
 熱意のある方です。)
 ささくれだっているお母さんの気持ち
 そして苦しみのどつぼの本人さんの気持ち
 僕は両方の気持ちとも大切にしなければ
 ならないと強く思います。

■実は、前回の僕の母がいろいろとアドバイスを
 くれたさい、母は、兄も苦しかっただろうな
 やっと僕ともこんな話が出来るようになったな
 と、泣きだしてしまったのですね。

■地域を舞台とした不登校・ひきこもり支援
 というものは、それほど繊細なことだと
 痛感しました。その繊細な心たちに
 僕は寄り添っていきたいのですね。

■いわゆる、ひきこもっているから、進路を
 見出せばいいというものではないと僕は
 考えます。そうですね、気持ちに寄り添いながら
 それぞれのそれぞれなりの進路を見出して
 いければ、とってもよいですよね…。

■感情論だけでは済まない問題です。
 でも、感情論抜きでは済まない問題だとも
 思うのですね。

少し長くなってきました。
続きはまた次回にさせてください。