兵庫県立神出学園のイメージって??

最近(いや以前からでしょうか?)、
(元を含め)不登校のお子さんを持つお母さんから
神出学園や兵庫県立香風高校という言葉を伺います。
実際に通学されている(もしくは卒業生の)子どもさんも多く、
兵庫(特に阪神から神戸〜神戸西エリア)に関しては
とてもポピュラーな、不登校系の学校のようです。

松尾はまだ見学に行かせて頂いたことはないのですが、
お母さん方のお話を伺うと、とっても良い学校のようなのですね。
「いいなあ〜」と率直に思います。
僕が不登校世代の頃は、不登校系の高校なんて
ありませんでしたから。

僕は関東の千葉県柏市という首都圏のベッドタウンで
育ちました。郊外のまちでした。もう20年以上前のことなのですが、
母は僕が不登校になり、ずっと家にいるとき、
どこかの本屋で「東京シューレ」に関する書籍を購入してきて
読んでいました。ですが、当時の東京シューレは現在とは
まったく違い、出来たての頃。

フリースクールのイメージというものが母も(父も)
僕自身もまったくつかめていませんでした。
母に勧められたとしても、「東京シューレ」という
フリースクールに通ったかどうかはわかりません。

時代は変わりました。
現在では、不登校という行為・存在は
めずらしくも何ともなくなりました。
不登校をしていた子どもたちが明るい表情で
ネットに出られていますし、松尾みたいなこころの調子も
悪かった元不登校・ひきこもりの人間が、
(割とですが…)堂々とネットに出ています。
ひきこもり系タレントのような方も出てきていますね(^v^)

多様性ですよね☆
すばらしいことだと思うのです。
人間の人生なんて、量りにかけられたり、
くくりつけられたりするものじゃない
その基盤が少しずつではあるが、出来つつあるのでは〜
と松尾なんかは感じてしまうのです。

その良き基盤を形成している一環が間違いなく
神出学園であり、香風高校であると思うのですね。
だから兵庫県立神出学園のイメージって
多様性への丘—とは少し詩的なのでしょうか?

1月15日(土)にフレミラ宝塚で催される
神出学園の学園長である小林剛先生の
講演会でのお話を今から楽しみにしている松尾です。