「NPO法人 こむの事業所」見学会♪:その2

☆(見学会の)お楽しみはこれからでした★

次に「思春期ひろば一行」が案内していただいた
この一室は、研修室だそうです。とっても広々とした室内で、
これから、研修や会議だけではなく、
カラオケ等、いろいろなレクリエーションにも使いたいとか。

緑あふれる庭とともに、日差しがたっぷりと注がれる室内。
視覚的にも、そしてひかりが緑でやわらかくなるのか、
あたたかさや涼しさが味わえます。夏も冬も良い環境ですね。

障害者就労支援センター(あとむ)にもご案内いただきました。
複合的な施設なのですね。今後も様々な機関が入る予定だそうです。

右の写真は「アトリエ」です。
障がいやさまざまな生きづらさがある方が、
アートを始め、自己達成、自己実現をしていく「アトリエ」。
そのためのお手伝いをするのが、
「こむの事業所」の立ち位置なのでしょうか…?

何をしていくのか、どう生きていくのか、
楽しんで考えていこうよと感じられます。
今までは夢だと思っていた、その観念もけっして夢物語ではない。
でも本人さん次第でもある。
働くのは本人。楽しむのも本人なのですね。

右の写真は、オール電化の居住ルームです。
数部屋あり、それぞれ個室となります。
本人さんのアパートなり部屋が決まるまでの
仮の住まいになるそうです。

バスルームやシャワールーム、WCも完備です。
バリアフリーなのですね。バリアフリーというより、
一つひとつの細かな工夫が、
あくまで当事者サイドで設計されている印象です。

「そうそこ、かゆいところにも手が届く!!」
という感じでしょうか。

畳の部屋はやっぱりホッと安心感がありますね(^v^)
以前、活動家の湯浅誠さんが、あるインタビューで
「畳の部屋で思う存分眠りたいという想いは切実」
と答えていたのですが、
それがここにある、ここで思いっきり眠れる、
年齢を重ねられた方は特にそうなのでしょうか。

何かしらの問題は、
別々だと思われる問題にも繋がっていることもあり、
それぞれの問題は、個別ではなく、共通なベースでもあり、
そんなことを考えられるベース(基地)である、この場所。
「NPO法人 こむの事業所」の持つ、
豊かさを感じれらずにはいられませんでした。

あまりにも爽快な個室窓からの風景だったので
思わずパシャリ☆★
ダイエーが何気に見える窓からの景色も素敵だな〜
なんて思いました(^^♪

そう遠くない出来事、ここから始まる、何か大きな変革の拠点。
一人ではできない、設備さえあればよいというわけではない、
それぞれの人間がそれぞれ考え抜いて、トライしていく使命感。

「舞台は整った」
あとは私たち次第。やっていこう、今までよりもさらにやっていこう。
そんな想いを深める夕方近く。
私達のことは私達が考えなくては、やはり前へ進みづらくなると思う。

次は「こむの事業所」の屋上へ向かいます◎