前回の続きです。
無担無保証の運転資金、「新スーパーS資金」の利用も可能
金融支援では、農業の拡大、事業化に農業改良資金として無利子の施設整備資金を用意。償還期間も10年から12年に延長するとしています。
また適用農林漁業者には無担保・無保証人の短期運転資金、「新スーパーS資金」の利用も可能となるようです。
農林水産省では、6次産業化プランナーが6次産業化の計画から生産・加工・販売者が一体となった事業化まで一貫して支援し、総合的なサポートを行うとしています。
6次産業化プランナーは各都道府県に4〜5名配置する予定だと言います。
新スーパーS資金とは
6次産業化の取組等を行う意欲ある農業者を資金面から支援するため、都道府県農業信用基金協会(基金協会)
と民間金融機関との協調融資方式による新スーパーS資金制度を創設(融資枠190億円)
○ 併せて、本資金を借り入れる農業者が無担保無保証人で債務保証を受けられるよう、基金協会の債務保証引受
基盤を強化するための資金を交付(特別保証枠190億円)
「地域資源を活用した農林漁業者等による新事業の創出等
及び地域の農林水産物の利用促進に関する法律」
(6次産業化法)が施行
○農山漁村の6次産業化を促進するため、農林漁業者等による農林水産物及びその副産物(バイオマス等)の生産及びその加工又は販売を一体的に行う取組等を創出することを目的とした法律です。
このような取組を行う農林漁業者が「地域資源を活用した農林漁業者等による新事業の創出等及び地域の農林水産物の利用促進に関する法律」
(6次産業化法)が施行
○農山漁村の6次産業化を促進するため、農林漁業者等による農林水産物及びその副産物(バイオマス等)の生産及びその加工又は販売を一体的に行う取組等を創出することを目的とした法律です。
このような取組を行う農林漁業者が6次産業化法の認定を受ければ、様々なメリットがあります。
※認定のメリット措置の例
●農業改良資金(無利子資金)の特例適用、短期運転資金
(新スーパーS資金)の活用
●認定後の事業実施についても定期的に6次産業化プラン
ナーがフォローアップ
●新商品の開発や販路拡大の取組に対して3分の2の補助
が可能を受ければ、様々なメリットがあります。