イタリア料理などであまりに有名なハーブです。
地植でも鉢植でも元気に育ってくれる植物です。
基本的に日光を好み、弱光下では徒長(ひょろ長く、弱々しく育つこと)するので、日の当たる環境で育てます。
古代ギリシアでは王家など貴人の香水や薬に使われたことから、「王様のハーブ(Basilikon phuton)」と呼ばれたバジル。
日本では、水に浸した種で目に入ったゴミを取り除いていたことから、「メボウキ(目箒)」と呼ばれていました。
バジルが有名になったのは、イタリアンが注目されるようになってからのつい最近のような気がしますが、実は古くから私たちの生活とともにあったハーブなんですね。
さわやかなバジルの芳香は、パスタやトマト料理にピッタリ!殺菌作用、消化促進作用もあるので、お腹をこわしやすい季節もバジルで乗り切りましょう!
バジルの使い方としてはイタリアのジェノヴァで作られるジェノヴェーゼと呼ばれるバジルのソースが有名ですね。
バジルの爽やかな香りはトマトやチーズと相性がよくて、パスタやカプレーゼなどのサラダにもぴったりです。
また、バジルはイタリアンだけではなく台湾料理、タイ料理などにも使われることが多く、肉料理から魚料理まで応用範囲が広いのです。
気の良い農業仲間に、バジルソース、バジルペースト、バジルのパスタなど、バジルと色々な具材を使った料理のレシピの開発して、今から試食会を楽しみにしています。