この写真はクレソンの栽培風景です。
ここ岐阜県の圃場では井戸での地下水をふんだんに使ってわさび、クレソンやシイタケを作っておられます。
再度訪れる予定です。また詳しくお知らせできればと思っています。
なんといってもここのわさびやわさび茶とシイタケほんとにおいしいです。
次回はクレソンを今からレシピを開発します。
以前からとても興味があったものですから。
まだ日本の方には日頃のお料理に使うことが少ないでしょうから。
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農村女性起業とは、
一般に、女性が主体となり農業生産・加工・販売活動等の経済活動を行っている個人やグループをいいます。
具体的には農産物の加工・販売、朝市、農家民宿等があり、農村のこだわりを活かした経済活動が展開されています。
食品加工が62%、朝市などの販売・流通が40%を占めているが、近年、農家レストランや、高齢者世帯への給食サービスなどの福祉事業へも広がりを見せています。
また、農村女性起業は多様であり生活面では「女性の生活の質の向上」、「農村生活の再評価」、経済面では「女性の経済的自立」、「地域経済の活性化」、地域社会においては「女性の社会的地位の向上」、「地域社会の活性化」といった面で一定の役割を担っています。
事業成功のポイントは、消費者ニーズを的確につかみ、それを商品開発に反映させることだと思いますね。
農産加工活動や直売所活動を展開しており、これからはがんばる女性農業者バックアップ事業により経営内容や加工技術の高度化支援を進めて行きたいと強く願っています。
しかし、農村女性起業が発展し、地域の企業として展開していくならば、既存の評価では、見えない部分が存在します,それは、経営的性格であり、これからの大きな課題です。
何人かのグループの方とお話ししましたが、彼女たち曰く、私たちはこれ以上発展させる気はないし、仲良しグループで楽しくやっているのでとか、また発展意欲はあるのですが現実は高齢化でこれ以上のことはできないとかが多かったですね。
どうしても家族経営色が強いですし、仲良しグループでまとまっており、よそ者は入れないです。これからはますます同業者との競合が課題となっています。
また、組織の硬直化や高齢化が課題となっているだけでなく、農協の広域合併化によって、従来の安定した経営は困難になっています。
このようなことを考えると、起業を志す・起業を行っている女性たちに対して、より具体的な環境整備を行うことが必要です。
例えば「家庭・地域との密接な関係」・「女性の自立・決定能力」・「行政による支援(人材育成・融資システムの構築・マーケティング支援)」が連携することが望まれるのではないでしょうか。