かむ力を養うための「カムカム(カミカミ)メニュー」が登場

昨今のテレビのお料理番組で気になるのが料理のコメントに「柔らかい!」、
の連発がさもおいしい料理の条件のようになってきているように思います。

お料理ははその素材を活かして素材の良さを引き出すものですから、固くて、
柔らかいだけでなくよく噛んでいただくのがあってもよいのではと思いますね。

私たちの時代は「よく噛みなさい!」と言われたものでした。

小学校の給食の思い出がとても懐かしく、これからちょくちょく 
【吉原ひろこの学校給食たべ歩記◎】 引用させていただきたいです。

以下の記事が目に留まりましたので引用させていただきます。

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大阪版とっておきの企画

【吉原ひろこの学校給食たべ歩記◎】

(165) かむ力・国際交流も狙い
2012年01月11日

 最近ちまたでは健康に配慮された食事として、社員食堂や学生食堂の昼食のレシピが注目を浴びていますが、学校給食はとうの昔から栄養バランス、カロリーに配慮した最たる食事です。それに加えて、献立にいろいろなコンセプトが盛り込まれているところが見逃せないところでもあります。

 それは、子どもを育てるための食事、つまり食育に根ざした展開を大切にしているからです。この傾向は20年ほど前からかなりはっきりと意識されてきました。子どものかむ力が弱くなっているというときには、かむ力を養うための「カムカム(カミカミ)メニュー」が登場。主食が米飯になった昨今は、郷土料理が数多く紹介されるようになりました。

 また、サッカーのワールドカップが韓国と共催になった時、食で仲良くなろうと韓国料理が給食に取り入れられました。キムチ系の料理は今でも大人気です。

 食事がカレー、パスタ、クリームシチューといった洋食中心になり、煮物、酢の物、おひたしなど古来の和食が家庭で作られなくなった風潮に対して、少しでも和食に親しむチャンスを増やそうとしているのも給食です。

学校で初めておひたしや酢の物を食べたという子や、シイタケ、ゴボウ、レンコン、サトイモ、ニンジンが鶏肉とふっくら煮てある筑前煮などは、家では食べたことがないという児童も少なくありません。

 入学当初は、経験のない食べ物に抵抗を示した子どもたちも、次第に和食の味になじんでいきます。加えて外国人を校区内にたくさん受け入れている地域では、その国や地域の料理を給食に出すことで、食で絆を作ろうという試みも数多くなされています。
 そこで、家庭で作れるそうした楽しい給食レシピをエピソードと共にお届けします。

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