Bio Village 構想の続きです。

下記の活動は兵庫県の承認を得ており、当団体が独自のプロジェクトで推し進めてまいります。

連携活動は、双方の資源や特徴を活かし、お互いの成長・発展や課題解決に結びつ
き、継続性と発展性のある活動となるようニーズ等の調整を行いマッチングします。

<企業等資源>人材、技術・知識・ノウハウ、資金、ネットワーク、インフラ等

<農山村資源>農地・里山、農産物・加工品、自然(景観・生物)、伝統文化、住民の営み等

企業等の皆様のニーズに応えられるよう、多様な活動メニューをご用意しています。

社会貢献

農作業の応援による社会貢献活動

集落維持保全作業の応援による社会貢献活動

耕作放棄地の復元・活用による社会貢献活動

ビオトープづくりによる生態系保全活動

社会貢献・地域貢献

環境保全

イメージアップ

インフラ活用

店舗や販売網等での農産物販売(買い支え)

NPO支援

農山村支援を行うNPO活動資金等の支援

農産物購入

社員食堂での農産物使用、社員販売 等

安全・安心な食材確保

福利厚生

社員農園・果樹園の開設

農作業体験ツアーの定期開催 等

社員・家族の活性化

ワークライフバランスの実現

社員研修

環境保全活動を通じた社員研修

農作業体験による安全・安心意識の向上 等

人材育成 

本業を通じた連携

契約栽培による安全・安心な原料調達

商品の高付加価値化、新商品開発 等

新たなビジネス展開

顧客サービス

顧客への農産物や農作業体験ツアーの提供等

顧客サービス向上

(上表の連携活動は、福利厚生や農産物購入も農山村の活性化に繋がる活動であることから、企業の社会貢献や地域貢献、環境保全等のCSR活動に位置づけることが可能)

【連携活動の意義】

 中山間地域の農山村では、過疎化や高齢化が進み、住民の力だけでは集落を守ることが難しくなっており、一部の地域では、農業生産活動が低下し農地や里山の荒廃が進んでいます。

 このままでは、近い将来、農山村が担ってきた食料供給や環境保全、伝統文化や日本の原風景など、わたしたちの貴重な財産が失われることになります。

 このような状況のなか、農山村との連携活動に取り組むことは、農業振興や多面的機能(注)の保全だけでなく、集落住民の活力が向上するなど、中山間地域の農山村の活性化に大きく貢献する意義があります。

農山村の営みによる多面的機能

(注)『農山村の営み(農業)による多面的機能』

 農業を通じた農山村の営みは、食料生産はもちろん洪水防止や生態系の保全だけでなく、美しい景観や伝統文化や人々の心を育て、癒しを提供するなど多面的な機能を有しています。

・食料供給

・洪水防止、土砂崩壊防止、土壌浸食(流出)防止、河川流況の安定、地下水涵養 等

・水質浄化、有機性廃棄物分解、大気調節(大気浄化・気候緩和)、資源の過剰な集積・収奪防止 等

・生物生態系保全、遺伝資源保全、野生動物保護

・優良農地の動態保全、みどり空間の提供、日本の原風景の保全、人工的自然景観の形成 等

・伝統文化の保存

・都市的緊張の緩和(人間性の回復、体験学習と教育の場)

・その他