普段より疲れやすい、食欲がわかない、日中に眠くなる、など夏バテの症状は様々ですが、いったいなぜ夏バテが起こるのかを知っている方は、意外と少ないのではないでしょうか。

そこで今回は、夏バテのメカニズムや夏バテを予防する方法をご紹介します。

夏バテとは?

夏バテの状態

一般的に、夏バテの状態に定義はありません。体で感じる症状では、全身の倦怠感、食欲不振、下痢、便秘などがあり、精神面では、無気力、イライラなどの状態があります。

夏バテの原因

夏バテの状態を引き起こす原因には、自律神経の不調(睡眠不足、クーラーが効いた涼しい場所と暑い外の気温との差)、ミネラル不足、胃腸の働きの悪化(消化機能の低下、栄養不足)などが挙げられます。

夏バテのチェックポイント

身体に出ている兆候から、夏バテかどうかを早めに見分けるためのチェックポイントを下記にまとめました。

倦怠感
寝付き・寝起きが悪い
食欲不振
やたらと水分ばかり飲む
集中力の低下
汗をかかない
立ちくらみ
下痢
便秘
イライラ

症状が続く場合は、早めに病院を受診するようにしましょう。

普段の生活で夏バテを予防する3つのポイント

体内バランス

毎日3食決まった時間に食べる、睡眠時間を確保する、朝日を浴びるなど、体内バランスを整えましょう。

体温調節

シャワーだけではなく、浴槽にきちんと浸かる、首元を冷やさないなど、体温をしっかり調節できる状態を維持しましょう。

食事

「○○だけ」と偏らないように、バランスのよい食事を心がけましょう。コンビニで食事を済ませる場合、ゆで卵やヨーグルトを1品追加するなど工夫すると、バランスのよい食事ができますよ。

炭水化物(ご飯、パン、麺)
たんぱく質(肉、魚、卵、大豆)
脂質(油など)
ビタミン、ミネラル(色の濃い野菜がおすすめ)

中でも、上記の栄養を含む豚汁は夏にもおすすめです。すりおろしたしょうがを利かせると、味がしまって美味しいですよ。