今日は京都府庁で、「京都こだわりマルシェ」の催しがありました。
「食べる」を知り、学び、考える1日とのこと楽しいひと時を過ごしました。
モコモダケを勧められて買いました、早速料理していきます。
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マコモダケとは
●基本情報
マコモダケは池や沼などの水辺に生える、イネ科の多年草です。秋になるとお米のような実をつくります。この実の部分とは、マコモという植物の肥大化した茎の部分のことをいいます。マコモは東アジアを原産とし、葦(あし)の仲間の植物です。大きな稲のような姿をしており、2m以上の草丈まで成長します。その成長したマコモの茎の部分に黒穂菌(くろぼきん)とよばれる菌が寄生し、茎の根元を肥大させます。これをマコモダケと呼び、食用として食されています。
●マコモダケに含まれる成分と性質
マコモは日本の米に比べて食物繊維、たんぱく質、ビタミンやミネラルを含んだ食材です。
食物繊維は消化を促進し、腸内の善玉菌を増やすことで、腸内環境をスムーズにします。また、善玉菌が増えることにより、慢性疾患の予防、血圧や血糖値の低下、そして免疫力の強化などにも働きかけてくれます。
特に腸内の不要なものを排出する働きを持つ、食物繊維の働きが注目成分になります。
マコモダケの効果
●腸内環境を整える効果
食物繊維は、第6の栄養素ともいい、野菜や果物、海藻、キノコなどに多く含まれている成分です。
マコモダケには便通を促す食物繊維が含まれており、腸内環境をスムーズにして、美容の大敵である便秘の解消に役立ちます。また、食物繊維は腸内に溜まった不要なものを排出するだけでなく、余分なコレステロールを体外へと運び出したり、糖質の吸収抑制作用など、生活習慣病の予防にも働きかけたりと、様々な生理機能を持つ優れた成分です。
●デトックス効果
マコモダケに含まれるカリウムは、人間にとって欠かせない成分のひとつです。
カリウムは、多くの酵素を活性化させる働きを持っており、筋肉のエネルギー代謝や神経伝達、そして筋肉の収縮を間接的に補助する働きがあります。
また、カリウムは肝臓における老廃物の排出を促し、むくみをとる働きがあるともいわれています。利尿作用を持ち、体内の不要なものや余分な水分を排出する働きがあるため、デトックス効果が期待できます。
これらの機能性のほかにも最近の研究により、マコモダケには神経細胞に働きかける作用のほか、骨粗しょう症予防効果も報告されており、マコモダケの研究が進んでいます。【1】【2】