春菊

春菊地中海沿岸が原産で、ヨーロッパでは、主に春に咲く黄色の花を観賞用にしています。

日本へは室町時代に渡来し、江戸時代から栽培がはじまりました。
四国や九州では葉の切れ込みがない大葉、本州では切れ込みのある中葉が栽培されています。

春菊の選び方と保存のコツ

葉の色が濃くて、みずみずしいものを選び、翌日までには食べきりましょう。

⇒春菊の選び方と保存のコツ
春菊の知っておきたい種類や栄養のこと

ほうれん草や小松菜をしのぐβ-カロテン含有量を誇ります。

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春菊のおいしい調理のコツ

独特の香りを生かした調理がおすすめ。サラダにしてもおいしいですよ。

⇒春菊のおいしい調理のコツ

春菊は、家庭菜園にぴったりな野菜

春菊の栽培は比較的簡単なので、家庭菜園に向いている野菜と言われています。プランターで育ち、病害虫にも強いので無農薬で育てることもできます。

1年中栽培できますが、秋まきがもっとも栽培しやすいようです
秋まきは、苗を育ててから定植する「育苗」でも、そのまま種まきをする「バラまき」でもよく育ちます。

適度に間引きをしながら、20日おきに3〜4回追肥し、水を十分に与えましょう。種まき後35日ぐらいから収穫時期になります。

秋から冬は、株元に葉を少し残して摘み取ると、わき芽が伸びて次々と収穫できます

春まきの時期は日が長く気温も上昇するため、つぼみがついて花が咲いてしまいます。(トウが立つといいます)

可憐な花を咲かせますが、葉は食用に適した時期を過ぎてしまいますので、早めに収穫するか、観賞用にしましょう。