「山羊(やぎ)」と「羊(ひつじ)」の違いは?
ヤギ
見た目だけでは判断の難しい「山羊(やぎ)」と「羊(ひつじ)」ですが、一体どのような違いがあるのでしょうか。
「山羊(やぎ)」と「羊(ひつじ)」は、生物学上では同じ「ウシ科ヤギ亜科」に属しています。
「山羊(やぎ)」は、ウシ科ヤギ亜科のヤギ属です。
草以外にも木の葉っぱや木の芽を好んで食べて生活しています。
見た目の特徴として、角は少し湾曲して後ろに伸びており、尻尾は短く上向き、あごひげが生えています。
性格は好奇心が旺盛・活発・自己中心的・攻撃的などといわれており、安易に近づくと危険な動物でもあります。
また、「山羊(やぎ)」のチーズやミルクは芳醇な風味があり牛乳よりも消化性に優れていると言われているので、多くの人に好まれています。
「羊(ひつじ)」は、ウシ科ヤギ亜科のヒツジ属です。
「山羊(やぎ)」と違い、草以外の食べ物を消化することができないので、草のみを食べて生活しています。
一般的には、毛がもこもこと生えているのが特徴ですが、刈られている場合もありますし、毛が生えていない「羊(ひつじ)」もいます。
角はぐるぐると渦を巻いて伸びており、尻尾は長く下向き、あごひげは生えていません。
性格は、温厚でおとなしい・臆病・優柔普段などといわれていますので、「山羊(やぎ)」と正反対です。
これらの性格(性質)を利用して、「羊(ひつじ)」の群れにリーダーとして「山羊(やぎ)」を混ぜ、人間が「山羊(やぎ)」をコントロールすることで、群れ全体のコントロールを容易にするという方法がとられています。
「羊(ひつじ)」の毛は、羊毛(またはウール)と呼ばれ、保湿性と保温性に優れているため、多くの人に好まれています。
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