簡単にできる!免疫力を高める5つの方法

簡単にできる!免疫力を高める5つの方法

年齢に関係なく、免疫を高めるために簡単に実践できる5つの方法を紹介します。風邪にかかりやすい、とかなかなか風邪が治らない・・・なんてお悩みの人はもちろん、免疫力に自信あり!という人も是非生活の中で注意してみてくださいね。

1.からだを温める

温かい食べ物
体を温めると免疫力が高まることも良く知られています。一説によると平熱から1度体温を上昇させるだけで、免疫力は3倍〜5倍も高まるんだとか?!風邪をひくと熱が上がるのも、体温を上げることで免疫細胞を活性化し病原菌と戦いやすくするための仕組みです。

ということは平熱が低い人や冷え性の人は、免疫力も低下しがちということにもなりますね。心配な方は、普段からからだを温めることを意識してみましょう。

どうやったら体は温められる?

体を温めるには、お風呂をシャワーだけでなく湯船にゆっくりつかるようにしたり、室内にいる時も靴下を履いて体の末端が冷えるのを防ぐことが有効です。

また冷たい食べ物や飲み物の摂りすぎは避けましょう。体の中から冷やされますから、いくら外から温めても効果が半減してしまいます。食べ物はショウガやネギ、唐辛子など体を温める食品を意識して多くとると良いですね。

ただし冷えには自律神経やホルモンの乱れが関係していることも。そんな場合は対症療法だけでなく、医師の診察や投薬治療など適切な対応が必要でしょう。

2.睡眠はしっかり取る

人は睡眠中に脳や体を休めたり、傷ついた部分の補修もしています。免疫力も同じで維持するためには十分な睡眠が欠かせません。睡眠不足は腸内環境の悪化も招き、免疫力低下の原因となってしまいますよ。

徹夜で勉強
「若いころは徹夜しても平気だったのに・・・」そんなことを言う人が年を取ると増えます(笑)。若いころは免疫細胞が一番活発な時期ですから少しの無茶は効きますが、免疫が衰え出す中年以降はそうはいきません。毎日しっかり睡眠を摂ることが大切です。

早寝・早起きだとなお良し

寝起きする時間も「早寝・早起き型」にしたいものです。人は昼間に活動するように進化してきましたから昼間の方が免疫力が高まるからです。

免疫力が落ちる夜は風邪など病気にもかかりやすいですから、仕事などで夜起きている必要がある場合を除いて、できるだけ朝方の生活スタイルを心がけましょう。

3.よく笑う

笑う赤ちゃん
笑いには免疫力を高める効果があることが知られています。「笑うだけでがんが治った」など、本当ですか??と疑いたくなる話もありますが、実際免疫力が高まることは間違いが無いようです。

私たちが笑うと、免疫のコントロール機能をつかさどっている間脳に興奮が伝わり、情報伝達物質の神経ペプチドが活発に生産されます。

“笑い”が発端となって作られた”善玉”の神経ペプチドは、血液やリンパ液を通じて体中に流れ出し、NK細胞の表面に付着し、NK細胞を活性化します。その結果、がん細胞やウイルスなどの病気のもとを次々と攻撃するので、免疫力が高まるというわけです。

逆に、悲しみやストレスなどマイナスの情報を受け取ると、NK細胞の働きは鈍くなり免疫力もパワーダウンしてしまいます。

“笑い”がもたらす 健康効果 | カラダの豆事典 | サワイ健康推進課
サワイ製薬様の運営する「サワイ健康推進課」から引用させていただきました。

ここにも笑いにはNK細胞を活性化する効果があると書いてあります。製薬会社のサイトにも書いてあるわけですから、医学的にも実証されていると思っていいでしょう。

日常の中で、笑いが起きそうな場面を探してみる

とはいえ無理に笑えと言われても難しいですよね。ですから自然に笑っていられるような環境に身を置くことを意識して行動してみてはいかがでしょうか?

「面白い友達と多く過ごす」「笑えるテレビや映画を意識して見る」「今まで隠してきた秘密を暴露して笑いに変える」など、今までの生活にプラスできる「笑い」は、意外と身の回りに多いかもしれませんよ。