4.できる限りストレスを貯めない
ストレス人はストレスによって精神的・肉体的に大きなダメージを受けます。ストレスが溜まる生活を続けている人は腸内細菌がどんどん減ってしまいます。その結果免疫力が低下してしまいますから、できる限りストレスを避ける生活を心がけましょう。
ストレス解消は普段の生活で何気なく行えることもかなりあります。例えばウォーキングなどの軽いスポーツやカラオケに行くなどがおすすめ。
あなたの好みで構いませんから、趣味や汗をかくなどして、定期的に溜まったストレスを発散・リセットできる生活リズムを作っておきましょう。
5.菌活をして腸内環境を正常化させる
全身にある免疫細胞ですが、その60%以上は腸に集中しています。実は腸は、免疫細胞の大貯蔵庫なんです。そして、その免疫細胞に大きな影響を与えているのが腸内細菌です。
ある臨床試験で高齢者にヨーグルトを1か月間摂取してもらい、摂取していないグループとNK細胞(免疫細胞の1つ)の活性度を検査したところ、ヨーグルトを摂取したグループではNK細胞の活性化が認められたそうです。
またマウスを使った実験でも、腸内細菌が存在しないマウスの免疫細胞が極端に少ないことや、そのマウスに腸内細菌を植え付けると免疫力が正常になることが確認されています。
このことから腸内細菌が免疫力の形成、強化に重要な役割を果たしていることが分かりますね。
免疫力強化のために特に重要なのが乳酸菌やビフィズス菌などのいわゆる「善玉菌」を腸内にふやし、これらの菌が生みだす乳酸や酢酸によって腸内を弱酸性に保つ(正常な腸内環境は弱酸性です)ことが必要なのです。
乳酸菌やビフィズス菌の効率的な摂取方法についてはこれでバッチリ!乳酸菌の上手な摂り方、5つのポイントに詳しくまとめました。参考にどうぞ。