体内の限られた酵素の浪費を極力抑え、
老化を予防、健康を保つための食生活をご紹介します。
野菜はすりおろす、
酢につけると酵素がさらに活性化すると言われていますので、大根、生姜、
人参をすりおろし、ポン酢と混ぜて、魚、肉にかけると良いでしょう。
果物では、特にイチジク(フィシン)、キウイ(アクチニジン)、メロン’(ククミシン)、
パパイヤ(パパイン、キモパパイン)、
パイナップル(ブロメライン)には、蛋白分解酵素が多量に含まれています。
肉や魚と一緒に野菜をとり、食後にフルーツをデザートに摂りましょう。
生野菜、生の果物のジュースは長い間放置すると酵素を失うため、作りたてを飲みましょう。
漬物、味噌、醤油、納豆、キムチなどの発酵食品には植物性酵素が豊富に含まれています。
味噌には酵素の活性化を補強する作用があるので、味噌汁を食事の最初にいただきましょう。
酢も大切な発酵食品のひとつであり、酵素活性化の働きを高め、また、
酢でしめると食物の酸化を防ぐことができます。
健康が維持には腸内環境の改善が必要で、十分な酵素により消化・吸収が確実に行われなければなりません。
そのためには砂糖を減らすことも大切です。
砂糖は消化不良のまま終わってしまうことが多く、腸管内で悪玉菌のえさとなり、
活性酸素を作り出し、老化、体の痛みとなって現れます。
甘味がほしいときは、はちみつ、黒砂糖を摂りましょう。
オリゴ糖はカロリーが低く、善玉菌を増やし、便通を良くするのでおすすめの甘味料です。
腸内の善玉菌を増やすため、乳酸菌を摂りましょう。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、腸内のビフィズス菌を増やして、悪玉菌をやっつけます。
西村 文朗