7日、中国新聞網は、日本を訪れた中国人観光客の変化について報じた。
日本旅行のお目当ては家電店での買い物だけ、という時代は終わりを告げつつあるという。
写真は上野公園。
2012年4月7日、中国新聞網は、日本を訪れた中国人観光客の変化について報じた。
東日本大震災の影響で一度は激減した中国人観光客の日本旅行だが、再び回復傾向にある。
特に2012年は日中国交正常化40周年という記念すべき年でもあり、両国の関係の深まりが期待される。
さて中国人観光客といえば、日本につくやいなや秋葉原に直行、腕時計やら炊飯器やらを買いあさるというのがこれまでのパターンだった。ところがこの4月、ちょっとした変化が生まれているようだ。
ちょうど桜の季節ということもあって、中国人観光客が最初に目指すのはお花見の場。
上野公園が第一人気だという。またお土産物でも家電店ではなく、ドラッグストアが新たな人気だとか。
1人あたり平均21万円もドラッグストアでお買い物するというから驚きだ。
中国人観光客需要を捕まえようと日本政府も、個人旅行ビザのハードル引き下げ、期間延長など積極的な動きを見せている。
経済効果だけではなく、たんなる家電買い物旅行から桜などの文化に触れる動きが広がることで、日本への理解が深まるなどの効果も期待されている。
(翻訳・編集/KT)