「コ食」に7つもあるのですが、ご存知ですか?

「コ食」に7つもあるのですが、ご存知ですか?

(1)個食=同じ食卓についていても、それぞれがバラバラのものを食べているために、協調性が養われないと危惧されている。

(2)弧食=家族揃って、あるいは友だち同士、同僚たちと食べるのではなく、一人で食べること。

(3)子食=子どもたちだけで食べること。夫婦共稼ぎで両親の帰宅が遅いために、子どもたちだけで食べるのだが、その場合、どうしても好きなものだけが与えられることになり、偏った食事となる。

(4)固食=固定した食事ということで、同じものばかり食べること。カレーライスばかり食べたり、ハンバーガーばかりを食べたりといった食生活は肥満や生活習慣病をもたらす。

(5)粉食=パンや麺など粉ものばかり食べつづけると、噛む力が弱まるだけでなく、糖尿病へまっしぐらである。

(6)濃食=外食にみられる濃い味付けのものばかりを食べていると、塩分の過剰摂取につながるだけでなく、味覚異常を引き起こす原因にもなりかねない。

(7)小食=食事の量が少ないこと。バランスのよい少食は成人後は勧められるが、青少年期のダイエットは栄養失調を招くおそれがある。

「コ食」に代表されるように、ここまで家庭の食生活が崩壊してしまった現状を改善するのは容易なことではありませんが、祖先が築き上げてきた、遺産登録する価値がある「和食」を、次の世代に伝承する責務が私たちにあると思います。

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写真はおふくろの味であげられる肉じゃがです。
おふくろの懐かしい味としていつまでも思い出してもらえるようになればうれしいですよね。