たまねぎの効能 Part 2です

前回の続きです。

たまねぎの効能 Part 2です。

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写真は
塩麹の第6弾 塩麹ラーメンもどきを作りました。食材はもちろん淡竹入りです。
冷蔵庫の中のあまりの食材整理を兼ねていますがトッピングは黒にんにくです。
小皿には酒のつまみにぴったりのニンニクの酒粕付とオリーブの実と豚肉の甘辛煮です。もう一皿は骨もまるごと食べられる「ますの昆布巻き」です。
とても美味しくいただきました。

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**** 玉葱の外皮と、ケルセチン(ビタミンP群のひとつ)の補足説明 ****

★ 玉葱の外皮には、ポリフェノールの一種のケルセチン(クエルセチン)、硫化アリル、ビタミンA、B1、B2、Cや鉄、カリウム、カルシウム、リンなどのミネラルが含まれています。

※ ニンニクの薬効成分と似通っています。

★ 特に多く含まれているケルセチンには抗酸化、血糖降下、抗癌、血圧降下作用や毛細血管を丈夫にする働きがあります。
 ビタミンB1はごくわずかしか含まれていませんが、硫化アリルがビタミンB1と 結合してビミンB1の吸収力を高め、新陳代謝を活発にし疲労回復を癒します。

 ケルセチンは、同じく含硫アミノ酸を含むイオウ化合物もそうですが、 活性酸素を防ぐ力(抗酸化作用)を持っています。
 
 活性酸素は、細胞や遺伝子を傷つけます。
 発ガンや老化、痴ほう、動脈硬化などの病気の原因と考えられています。
 それらを防ぐ力、つまり抗酸化作用が強く、代表的な抗酸化物質である
ビタミンCの5倍以上という報告もあるほどです。 

  抗酸化剤としての効果とアレルギーへのしきい値を引き上げる効果が強いので、
 体質改善を行うためには花粉症以外の時期にも飲んでおく必要があります。

 
 ※ 近年では、ぜん息や花粉症などを抑える薬として使われています。

★ ケルセチンはポリフェノールの中でも特に脂肪吸収抑制効果が強く、体内の脂肪を排出する
 サポーター的働きをします。肝臓での脂肪代謝を高め、脂肪燃焼をアップする黄色の色素成分で、
 消化管で脂肪と結合し脂肪の吸収を抑制します。 ダイエットには最高です!

★ 玉葱の白い部分を併用して摂取すると、なお、効果が発揮され解毒代謝が促進され体内の
 有害物質を排泄します。
 ケルセチンの血圧上昇を抑える働きや、前立腺がん改善予防との関連もわかってきました。 
 またこの成分は脳細胞伝達物質を強化してくれますので、
 ボケの防止にはとても効果的と考えられています。 

★ 記憶障害改善効果が報告されています。★

************* ケルセチンの働き:効能のまとめ *************

★ 花粉症・アレルギーの炎症を緩和 ★抗酸化作用★アレルギー抑制 ★抗がん作用 ★ボケ防止★ 
 肝臓・胃腸などでの脂肪吸収抑制(ダイエット効果)

 糖尿病、高血圧、癌、脳血栓、心筋梗塞、動脈硬化、胃弱、食欲不振、風邪、扁桃炎、 
 下痢止め、便秘、出血、痛風、筋肉疲労回復、精力減退、精神不安、不眠症、
 アレルギー体質の改善、神経痛、 虫下し、やけど、虫刺されなどに良いです。

*** 玉ねぎの皮の粉と一緒に摂取するとなお、効果が上がるもの ***

 玉ねぎ本体。 ヨーグルト。 パイロゲン(お酢)。 生のパイナップル。キウイ。 野菜ジュース。

 ※ ビタミンCの豊富なものや、他のビタミンP(リコピン、ヘスペリジン、ルチン)含有物。

 ※ 蛋白消化酵素類、特に=ブロメライン(タンパク質分解酵素で、パイナップルの茎や芯に多い)

*********** お勧めの玉ねぎの皮の粉の飲み方 *************

★ 玉葱の皮コップ1杯の湯にスプーン1杯を一日3回〜5回飲みます。 

 お茶や、ジュース、ヨーグルト、他の野菜ジュースに混ぜて、良く攪拌しても結構です。

★ 煮立てたり、味噌汁、カレーライス、玉葱のサラダ、肉料理に調味料の様に利用してください。

★ 冷やして飲む場合には、1リットルの水に大さじ1杯を入れて7分程沸かし、冷やして飲みます。 ※麦茶の要領ですね。 沈殿した繊維質も残さず飲みます。

★★★ 硫化物は犬には禁止です。 玉ねぎ、皮は絶対禁止(溶血)。 猫は不明。