＜訃報＞松下正治さん９９歳＝パナソニック名誉会長

松下本社在社中は、営業本部の販売研修所主催の、販社やショップ店等の研修の幹部懇談会でお目にかかっておりました。

とても実直なお人柄で経営の神様、偉大な幸之助会長のもとでの正治社長を目のあたりで見てきたものにとっては感慨深いものがございます。

記念撮影の時急に雨が降ってきて傘をかけさせていただきましたとき私が濡れないように細かい配慮気使いをされる方でした。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

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＜訃報＞松下正治さん９９歳＝パナソニック名誉会長

毎日新聞 7月17日(火)9時34分配信

パナソニックの名誉会長で、元関西経済連合会副会長の松下正治（まつした・まさはる）さんが１６日、老衰のため大阪府内の病院で死去した。９９歳。葬儀は近親者のみで行い、後日社葬を営む。喪主は同社副会長の長男正幸（まさゆき）さん。

　東京都出身。平田栄二伯爵の次男として生まれ、１９３５年東京帝国大（現東京大）法学部卒後、三井銀行（現三井住友銀行）に入行。松下電器産業（現パナソニック）の創業者、松下幸之助氏の娘婿となり、４０年５月、松下電器に入社した。監査役や取締役を経て４９年に副社長、６１年に４８歳で同社の２代目社長に就任した。

　７７年に当時役員序列が下から２番目だった山下俊彦取締役を社長に登用し会長に就任。２０００年に名誉会長に退くまで、４０年近い経営トップ在任中、海外生産拠点の拡充などを進め、同社をグローバル企業に育てた。１９９７年、山下氏が経営トップ人事について「世襲批判」したことに対し、「松下家出身だから社長に就任すべきではない、というのはおかしい」と暗に長男正幸氏の社長昇格を求めたが、松下家離れを象徴する「パナソニック」への社名変更（０８年１０月）については、「いい考え」と積極的に支持した。今年６月に退任するまで松下電器・パナソニックの取締役を約６５年間務めた。

　この間、７３年に関西経済同友会の代表幹事に就任、財界活動に距離を置いていた松下グループの“変身”ぶりが当時話題になった。７７年から９４年まで、関西経済連合会副会長を務めた。

　８４年、勲一等瑞宝章、８６年西独から功労勲章大功労十字章を受けた。

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