杏の木を植えたいなあ〜と思った時期があったほど杏の効能は現代の私たちに大切な効能があります。写真のように干しあんずやあんずジャムを頂いています。
・・・・・・・・・・・・記・・・・・・・・・
干し杏
生食の他、ジャムや製菓などに戻して使われたり、シロップ煮などの形で利用されています。
アメリカのカリフォルニアが主な生産地となっていますが、他にも中国やパキスタンなどでも生産されています。
干し杏(ほしあんず)は、内部にある種と皮を除去して、それを干したものです。
ほしあんずの期待される効能効果効用
貧血や便秘の改善、浮腫みや癌の抑制、細胞の老化を防ぐ働きがあると言われています。
また、骨を丈夫にしたり、生活習慣病である高血圧や動脈硬化の予防にも有用とされます。
含有される成分には、βカロテンや鉄、カリウム、マグネシウム、カルシウムなどがあります。
βカロテンは、活性酸素を除去することから、癌の発生を抑制したり、細胞の老化や動脈硬化を防ぐ働きがあると考えられています。
また、皮膚や鼻、喉、肺、消化管などの粘膜を保護したり、免疫力強化から感染症の予防にも有用とされます。
このビタミンは、小腸壁において必要量だけビタミンAに変換されるため、過剰症はありません。
鉄は、体の中に3グラム前後含まれている成分であり、酸素運搬や供給に関わっています。
また、蛋白質であるミオグロビンやヘモグロビンの構成成分にもなっています。
カリウムは、細胞内の酵素反応をコントロールする作用があり、細胞の正常な活動を支えています。
また、細胞外液に多くなっているナトリウムに働きかけながら、細胞浸透圧を保ち、水分を維持する役目があります。
マグネシウムはリンやカルシウムとともに骨を作り上げている成分です。
更に数百を超える酵素作用を補助し、エネルギーを円滑に作り出す働きがあると言われています。
その他、血圧低下作用や神経興奮抑制の働きがあると考えられています。