最新の機能性ヨーグルトでインフルエンザ予防

スゴい乳酸菌が発見された!! 

最新の機能性ヨーグルトで、インフルエンザ予防

 ..寒く、乾燥した冷たい風が吹き、風邪やインフルエンザが気になる季節の到来。

2009年に世界的に大流行したインフルエンザも遠い話ではない。いつ、新種のウイルスが猛威を振るってもおかしくない状況だ。

マスクやうがいで防御するのはもちろん、体の免疫力を高め、菌やウイルスに負けない体をキープするのが基本だ。 

..注目したいのは、腸内環境を整え、免疫力アップにつながる乳酸菌。

ヨーグルトに代表されるが、漬物や味噌などの食品、カルピスやヤクルトといった飲料など、乳酸菌は古くから日本人の身近にあり、生活に根付いてきた。

だからこそ、その研究に関しても、長い間、世界でもトップランナーという位置づけで、さまざまな角度から各メーカーの研究と開発が進み、差別化が図られている。

健康志向の定着とあいまって、機能性ヨーグルトというジャンルも確立された

なお、機能性ヨーグルトの伸びもあり、最近のヨーグルト市場は好調に推移している。

さらに、“食べる”ヨーグルトよりも急な伸びをみせているのが、ドリンクタイプのヨーグルト。

今年1月から8月までの累計で、前年比218.4%という伸びだというからすごい(出典:小岩井乳業リリース)。
 
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.ウイルスなどの感染に対し、強いディフェンス力を持つといわれる『プラズマ乳酸菌』が発見された。いったい、どのような乳酸菌なのだろうか?
 
.その謎を探るべく、プラズマ乳酸菌を発見した神奈川県横浜市にあるキリンホールディングスのフロンティア技術研究所に取材を敢行した。

「人間の感染予防には、細菌に対するリスクとウイルスに対するリスクがあり、それぞれの防御機構が異なるということを、まず最初に理解して下さい」と語るのは、同研究所の藤原大介研究員。
 

キリンホールディングス フロンティア技術研究所
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お話を伺った方
藤原大介研究員

キリンホールディングス 技術戦略部 フロンティア技術研究所 主任研究員。
農学博士

細菌とウイルスの大きな違いは、細菌が一つの細胞から成る生物で自己増殖するのに対し、ウイルスは遺伝子をたんぱく質の膜が包んだだけの簡易な構造で、自分では増殖できずに他の生物に寄生して増殖をする非生物である点だ。

代表的なもので言えば、有害細菌には食中毒菌や病原性大腸菌O-157、ウイルスでは風邪のウイルスやインフルエンザなどが挙げられる。

ただ、細菌の場合、感染した後も抗生物質投与など有効な対処法があるが、ウイルスには抗生物質が効かないため、感染予防が特に重要となっている。

「この2つの感染リスクに対し、人間はそれぞれに対応した防御システムをもっています。

細菌に対しては、マクロファージと呼ばれる細胞が反応し、細菌排除システムが動き出します。

対してウイルスでは、プラズマサイトイド樹状細胞(以下、プラズマ細胞)が反応し、ウイルス排除システムが動き出す仕組みとなっています。

これまで、マクロファージを活性化する食品素材として、乳酸菌を筆頭に、海藻類に含まれるフコイダンなど、多くの物質が発見されていますが、プラズマ細胞を活性化する食品素材は見つかっていませんでした。

しかし今回、プラズマサイトイドを活性化する食品素材として、世界に先駆けて当研究所が発見したのが、プラズマ乳酸菌なのです」(藤原氏).
 
>>世界初の乳酸菌のすごさとは?

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