ナッツの効能 カシューナッツ
このところナッツ類を使う料理に目ざめています。
中山はいつも阪急百貨店に買い物に行く時は決まって鮭、塩昆布、千葉産ピーナツなどなど買っていました。
今も皮付ピーナツ、アーモンドやくるみは常備しています。
さて、広東料理の鶏肉のカシューナッツ炒めが代表選手ですが、お菓子ばかりでなく
おかずの食材としても使われます。
カシューナッツ!インド料理にもよく登場しますね。このカシューナッツの原産地は
ブラジルです。
生産量で言うと現在ではベトナムやインドの方が多いようです。
カシューナッツの栄養は、前回のナッツの効能で説明したアーモンドと同じように
オレイン酸を多く含みます。
タンパク質と糖質、ビタミンB1、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラル分も多く含みます。
食物繊維も豊富ですから、整腸効果があり、デトックスにももってこいですね。
タンパク質は同じナッツ類の中でも、ピーナッツに次いで多いんです。
その他の特筆すべき点はなんでしょうか?
クルミのコレステロール値はゼロですね。クルミに限らずナッツ類には、脂質が多く含まれていて、60%くらいが脂質で成分構成されている物が多いのですが
悪玉脂肪酸であるトランス脂肪酸は含まれていません。
そのため、血中コレステロール値を下げ、心臓病、動脈硬化といった生活習慣病の予防に
くるみの摂取が効果的であることは、世界中の研究機関で科学的に証明されています。
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さてさて話を戻して、オメガ3脂肪酸とは何でしょう?
よく知られるのが、背の青い魚に多く含まれる油、ということ。脂肪酸は、飽和脂肪酸と一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸の3種類があります。
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肉・・・・・・・・・・・・・・・・飽和脂肪酸
オリーブオイル、ナッツ類・・・・・一価不飽和脂肪酸
青魚・・・・・・・・・・・・・・・多価不飽和脂肪酸
といった形で多く含まれるという事。
くるみはナッツ類の特徴である飽和脂肪酸と、青魚の特徴である多価不飽和脂肪酸を1:7の比率で含む、
自然界で最も多価不飽和脂肪酸が豊富な食物の一つです。他のナッツと比べても、ブッチギリなんです。
マカダミアンナッツが100g中1.5mg程度しか含んでいない多価不飽和脂肪酸をクルミはなんと、50gも含んでいます。
多価不飽和脂肪酸のαリノレン酸のオメガ3脂肪酸、リノール酸のオメガ6脂肪酸は、
体内で生成されないため、食物によって摂取するしか方法がありません。
これらは、人の生命にきわめて重要な成分であるため必須脂肪酸とも呼ばれています。
外から体内に入れる以外に手だてのない栄養素ですから、毎日気軽に食べれるクルミは有り難い食品です。
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まだまだナッツの種類はあります。これからもいろいろ料理していきますので、チェックしてくだされば嬉しいです。