今が旬のかぶ。
かぶは免疫力を活性化し今の季節、風邪予防に効果があるそうです。
そこでTBS「はなまるマーケット」では、かぶの調理術ついて紹介されました。
◆かぶの健康パワー
<胚軸>
胚軸と呼ばれる、かぶの丸く白い部分には、免疫力を上げるフラボノイド。
消化を助ける消化酵素アミラーゼ。食物繊維が豊富。
<葉>
カルシウム…ほうれんそうの5倍
β−カロテン…ブロッコリーの3倍
食物繊維が豊富
◆かぶとだいこんの違い
同じアブラナ科の植物です。
だいこんは根が太くなり、土の中で育つ。
かぶは、胚軸という部分が肥大したもので、土の上で育つ。
かぶはだいこんにくらべて細胞と細胞をくっつける力が弱い。
そのため、かぶは火が通りやすく、煮くずれがしやすいので皮つきがおすすめ。
◆かぶおろし
かぶはやわらかいので、女性の方でもおろしやすく、
水溶性食物繊維ペクチンがでやすくとろみがあります。
かぶおろしの4つのメリット
・おろしやすい
・香りがよい
・消化・吸収がよくなる
・料理がさめにくい
◆かぶおろしを使ったレシピ
かぶおろしは、簡単なものでは、じゃこおろしやいくらおろしに使うと
だいこんと違って甘みと香りが楽しめます。
かぶの健康パワーをたっぷりとれるあったかい調理法としては
かぶのみぞれ汁がおすすめとのこと。
<かぶのはりはり風みぞれ汁>
<材料>(4人分)
かぶ … 4個
豚ばら肉薄切り … 200g
油揚げ … 2枚
だし … 600cc
みりん … 大さじ4
塩 … 小さじ1と1/2
薄口しょう油 … 大さじ3
酒 … 大さじ1
シメジ … 1パック
水菜 … 1袋
<作り方>
1.かぶは根を切り落とし、皮ごとすりおろす。
回しながら角をおろすと大きめのカスがでにくい。
2.豚肉は一口大に切り、油揚げは縦半分に切り1cm程に切る。
3.沸騰したお湯で豚肉をさっと湯通しし、お湯捨てる時に油揚げも湯通しし冷水で冷やす。
4.鍋に昆布とカツオ節でとっただし汁を入れ中火にし、みりん、塩、薄口しょう油、酒
を加え、 さらに豚肉、油揚げ、小房に分けたシメジ、5cm程に切った水菜の軸の方のみを加えます。
5.中火でおよそ4分、ひと煮立ちしたら弱火で1分煮る。
6.水菜の葉を入れたら、カブおろしを入れ、1分程加熱し全体が温まったら器に盛り、
ユズを飾って完成!
かぶおろしにあまり火を通さないのがポイント。
加熱しすぎると香りと食感がなくなってしまいます。
だいこんおろしもいいけど、この季節はかぶおろしもいいですね。
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蕪と味噌のポタージュ .
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優しい味の蕪のポタージュ。ミキサーが要らないのでとっても簡単。
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材料 分量:4人分 調理時間:30分
かぶ(中) 2個
玉ねぎ 1/2個
バター 大さじ1
薄力粉 大さじ1
A 水 200cc
A 牛乳 100cc
A コンソメ 小さじ2
A ローリエ 1枚
白味噌(または味噌) 小さじ1〜2
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作り方
【1】 カブは皮をむいて一口大に切る。玉ねぎは繊維に逆らって薄切りにする。
【2】 厚手の鍋にバターを溶かし、玉ねぎと薄力粉を炒める。
【3】 Aとカブを加えて、カブが柔らかくなるまで煮る。
【4】 カブをフォークでつぶし、味噌で味をととのえる。
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★調理のコツ・ポイント★
* カブの葉は栄養価が高く、アクが少なく使いやすいので、スープや味噌汁に入れたり、漬け物にして捨てないようにして下さい。
* ミキサーでなめらかに仕上げても美味しいです。