カンタンな陳皮の作り方

このブログでみかんエキスの作り方をご紹介してから、たくさんの方が実際に
みかんエキスを活用していらしゃることと思います。

毎回、エキスを作る際にみかんの皮を煮出していると、なんともいえない甘くて
フルーティな香りがしてきますね。

あまりの香りのよさに食べてしまいたくなったことはありませんか?
実は、このみかんの皮。実際に食用可能なのです。

といっても、このブログの読者のみなさんなら知っている方も多いかもしれないですね。
みかんの皮は中華料理の食材として用いられ「陳皮」と呼ばれています。

薬味として使われるのが一般的なようです。
また、陳皮は漢方薬としても用いられ、血圧降下、咳止め等、様々の効果があります。

成分や効能については、次回、詳しく触れることに致しまして、今回は、カンタンな
陳皮の作り方をご紹介します。

①果肉を食べる前に、洗剤で皮の表面についたワックスを落とします。

 ワックスがしっかり落ちるように、丁寧に洗いますが、
強く洗いすぎると表面に傷がつき、香りが損なわれる原因になりますので、
ほどほどでよいでしょう。

②一度、水気をふき取ってから、皮の表面に塩をふり、さらにワックスを落としていきます。
適当なところで塩を洗い流します。

③皮をむいて果肉を取り除きます。

④風通しの良い場所、日当たりの良い場所で、3日から1週間ほど干します。
硬くなるまで水分が無くなれば、カンタン陳皮の完成です。

本物の陳皮は、天日で何ヶ月も乾燥させて作り、年数が経った物の方が効能が
高いといわれています。

今回紹介したように、カンタンな作り方でも十分に使えますので、是非、食用にも
利用されてはいかがでしょうか。