いまTV、NHKが新型栄養失調について、長寿の秘訣についての放映がされています。
毎日の食生活に肉料理を取り入れることを推奨しています。
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高齢になるほど、タンパク質の摂取が減る傾向にある。これこそが栄養不足を進行させ、老化が進み病気のリスクが高くなる。
悪化すると「新型栄養失調」と呼ばれる症状になってしまう。
「新型栄養失調」とその対策に詳しい専門家が、高齢者に向けて、肉などの動物性タンパク質や、油を使ったおかずを意識してとる食生活を提案。
また、バランスよく栄養をとるためのチェックシートや、一度調理した肉をいろいろな料理にアレンジして使う方法を紹介。
【出演】ジュディ・オングさん / 熊谷 修さん(人間総合科学大学教授)
http://www.nhk.or.jp/dankai/bangumi/num048/index.html
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その中にアルブミンが出てきました。調理師の勉強に出てきたいた記憶があります。
下記に記します。
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アルブミンとは?
アルブミンとは私たちの血液中にあるたんぱく質のうち最も多いものです。
アルブミンの働きの一つとしては、アルブミンが血液中にあることで血管の内側と外側の水分のバランスが保たれています。
またアルブミンの別の働きとして、ホルモンと結合して体中に運搬する働きや、筋肉のエネルギー源である脂肪酸もアルブミンが運搬しています。
もし血液中のアルブミンの量が減少すれば、血管から水分が漏れてしまい外の細胞組織に溜まってしまい【むくみ】や【腹水】の原因になったり、
筋肉へのエネルギーが十分供給されなくなり、運動に支障をきたし【筋肉障害】の原因にもなります。
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アルブミン低下の原因
このように、血液中のアルブミンは私たちの健康や活動にとって欠かせないものですが、アルブミンが少なくなる原因としては次のようなものがあります。
・肝臓の機能低下
-アルブミンは肝臓で作られていますので肝機能低下はダイレクトにアルブミンに影響します。
・腎臓の機能低下
-腎臓が悪くなると血液のろ過中で、尿の中にアルブミンが漏れ出してしまい、その結果アルブミン量の減少につながります。
・たんぱく質摂取量が少ない
-アルブミンはたんぱく質ですので、肉や魚や大豆など食べ物から摂るたんぱく質が十分でないと、アルブミンもちゃんと作れなくなってしまいます。
このようにアルブミン量が少ない状態が続くと・・・
【心筋梗塞や脳梗塞】など命にかかわるような血管の病気も起こりやすくなり、さらに免疫力の低下も招いてしまいます。
アルブミン量が少ない人は、病気にかかりやすく肺炎など重症化する病気になりやすくなってしまいます。
http://blogs.yahoo.co.jp/bio_kitchen_ray/31580379.html