日本みつばちとは

日本みつばちとは

日本みつばちは8種類ある東洋みつばちの一種です。
東洋みつばちは、熱帯雨林が発祥の地で、西はアフガニスタンから東は日本の青森県まで生息しています。

日本みつばちは北海道と沖縄を除く日本各地に生息しており、学名はアピ・セラーナ・ジャポニカ(日本ミツバチ)です。

日本の養蜂の歴史は古く、奈良時代に養蜂をしていたという文献がいまに残っています。
明治時代に西洋みつばちが日本に入ってきてからは飼育しやすく、管理しやすい西洋みつばちが養蜂の主役にとってかわられてしまいました。 ところが現在、各地で日本みつばちに注目が集まってきています。

日本みつばちは集める蜜の量こそ少ないですが、病気や冬の寒さに強く、その性質を理解し、趣味や市民活動として飼育するには西洋みつばちよりも飼いやすいことが分かってきました。

私たちは、藤原誠太氏(当団体理事)の開発した縦型式日本みつばち巣箱での飼育方法を研究し、広めていくことで、西洋みつばちと同様に日本みつばちを巣箱で飼う方法を提案しています。

そうすることで、都会や住宅地での屋上で飼育しても、西洋みつばちと同様内検することによって突然の分封の心配がなく、飼うことが可能となります。

内検…巣箱の中を見ること。女王蜂の産卵状況や王台を確認します。
王台…女王蜂のなさぎ。