高嶺ルビーはちみつ
高嶺ルビーはちみつは、赤そば「高嶺ルビー」の花から、今や希少となってしまった「日本みつばち」で採取したはちみつです。
国産はちみつの中でも最高級と言われる「日本みつばち」のはちみつは、フルーティーで繊細なさらっとした甘さが特徴です。
赤そば「高嶺ルビー」のはちみつです。
高嶺ルビーはちみつは、その名の通り、赤そば「高嶺ルビー」のハチミツです。
「高嶺ルビー」の花には赤色の色素(ポリフェノール)が多く含まれていますので、その花から採ったはちみつである高嶺ルビーはちみつにも、多くのポリフェノールが含まれています。
本当の意味の純国産。「日本みつばち」のはちみつです。
日本で消費されているはちみつの約90%は外国から輸入されたもので、残りの約10%が国産のものと言われています。
しかし、この国産のはちみつでさえ、99.9%以上が明治頃に日本に導入された、外来の「西洋みつばち」で採取したものです。
つまり、市販されているはちみつのほとんどは、外来の「西洋みつばち」で採取されたものなのです。
高嶺ルビーはちみつは、信州伊那谷(いなだに)に咲く「高嶺ルビー」の赤い花から、日本に古来より生息していた野生種の「日本みつばち」で採取したはちみつですので、本当の意味での純国産はちみつと言えます。
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「日本みつばち」と「西洋みつばち」の違い
「日本みつばち」は、古来より日本に生息しているほとんど野生の蜜蜂です。
何千年もの間“家畜”として人間に飼われてきた「西洋みつばち」とは異なり、「日本みつばち」は人に飼われる事を嫌います。
見た目は、「西洋みつばち」が全体的に黄色く大きめなのに対し、「日本みつばち」は全体的に黒くて少し小さめです。
気質は非常に穏やかですが、巣箱が少しでも気に入らなければ群れで逃亡してしまう気難しい面も持っています。
黄色くて大柄な「西洋みつばち」
黒くて小柄な「日本みつばち」
「西洋みつばち」は、蜜の質など選り好みをせず、どんな蜜でも手当たり次第にたくさん集めてきます。
そのため、1年に4〜5回は蜜を搾ることができる非常に効率のよい蜜蜂です。
また、特定の花から集中的に蜜を集める習性を持っていますので、「アカシアはちみつ」のように、「〜はちみつ」と表示されているもののほとんどは、「西洋みつばち」のはちみつであると言えます。
一方の「日本みつばち」は、花から分泌されたばかりの質の良い蜜しか集めないため、わずかな量ずつしか蜜が貯まりません。
そのため、「日本みつばち」のはちみつ1〜2年に1回しか搾れず、その希少性から”幻のはちみつ”とも呼ばれています。
また、特定の花ではなく色々な花から蜜を集める習性を持っていますので、「日本みつばち」のはちみつは一般的に”百花蜜”といわれています。
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蜜がたっぷり詰まった日本みつばちの巣
日本みつばちの巣箱
そんな習性の「日本みつばち」が「高嶺ルビー」の花から集中的に蜜を集めている姿を見たとき、「日本みつばち」の養蜂に長年携わってきた養蜂家はたいそう驚いたそうです。
一種類の花に群がる日本みつばちの姿はとても珍しいらしく、よほど「高嶺ルビー」の蜜を気に入ったということかもしれません。
「高嶺ルビーはちみつ」は、そんな日本みつばちと「高嶺ルビー」の奇跡の出会いから生まれました。